子どもたちの学びからの逃走という現状に…

no-bu

2007年03月15日 06:31

昨日の夕刊にこのブログでも先日、記事にした夜間中学「珊瑚舎スコーレ」の方々が見事、高校を受験した6人全員合格なさったそうで~す。

本当に、おめでとうございます。


新聞記事はこちらクリックしてね!

人というのは、本当に学びたいと思ったら、いくつになっても、とことん自分の夢や希望を目標にしてがんばれるんですよね。
こうした方々の「学び」に対する姿勢を見習って大事にしていきたいものです。


さて、そうした記事とは反対に、今日の朝刊に政府の教育再生会議が「ゆとり教育」見直しの具体策として、
①夏休みや春休みなどを計一週間程度短縮
②小中学校での七時間目授業の導入などを学校現場に奨励していく

方針などを決めたという記事がありました。

でも、私は視点が少しずれていると感じます。
というのは、子どもたちの現状をどう分析するのかという視点です。
私は、子どもたちの学力が落ちていると言うことを問題視するよりも、
子どもたちが「学びから逃走している」ということを問題にしなければならないと思っているからです。

学びの舞台に「積極的に」昇ろうとしない子どもたちに、授業の量を増やしたとしても、当然ながら何の効果もありません。
大事なのは、学びから逃走している子どもたちが「なぜ、学びの場から逃走しているのか?」という分析をしっかりおこない、学校での授業が生徒達が活き活きと学ぶ場になるために、政策はどうあればよいのか?物理的な環境整備はどうあればよいのか?教師が学校がどうとりくめばよいのか?保護者はどうあるべきか?をしっかり議論していくことなのではないでしょうか?
そして、そのことを踏まえた上で、具体的な政策を提言して欲しいと思います。


こちらの方もよろしくねひぐまの映画(DVD)、これ見ちゃいました!

関連記事