トップリーグ 第1節 観戦記録
いよいよ開幕したトップリーグです。
ＦＢには、その都度、観戦記録を書いていますが、こちらにまとめておきます。
第１節
（１）サントリーvsNEC
サントリー、NO6フランカーのジョージ・スミスの働き。いぶし銀。
とにかく誰よりもタックルに入るし、キックに対する返りも誰よりも早い。
何でさっきブレイクダウンんで激しくファイトしていたのに、そのすぐ後のキックに、どのFWの選手よりも早く返っているのと不思議でならない速さ。
とにかくどこにでもいるし、どこからでもボールに絡む仕事人。
SHのデュプレアの仕事も派手さはないが非常に渋いし、判断が的確。
後半最初の有賀のトライを演出したプレーなんか好きだな。
ディフェンスラインのFWとのミスマッチをすかさず見抜き、一人飛ばし有賀のトライをアシストした。マン・オブ・ザ・マッチも当然！
前半は、結構NECも頑張ったが、後半はFWで食い込まれる場面が多くなり、サントリーの持ち味であるスピード感ある展開ラグビーで続けざまにトライを奪われてしまった。
（２）パナソニックvsリコー
両チームとも前半は少しペナルティーが多く（前半の終わりのパナ、後半に入ってのリコーのシンビンもあったりと）ゲームが切れてしまう機会が多く、観ている側も少し面白味に欠ける部分も…。
前半最初のWTBの三宅のトライ、後半の山田の２トライなど、パナソニックが危なげない試合運びをしたといえばそれまでだが、やはり海外組のメンバーも何人か欠けているし、第一戦ということもあってチームの仕上がりはイマイチと感じた。
まあ、今後、海外組が戻り、SBWも出場してきたりなどする頃までには、よりベストな状態まで仕上がっていくはずだが…。
ハーフタイムの合間を縫って、パナソニックの田中のオタゴでのプレーも見れた。
小さいが相変わらず体を張ったプレーで頑張っている。日本に戻ってのプレーが楽しみ。
ARを務めた牧野さん、お疲れ様でした。
（３）東芝vsNTTコミュニケーション
暑さや雨の影響でかなりスリッピーな状態。
両チームとも攻め込むがボールが手につかずノックオンでチャンスを逃す場面があり残念だった。
東芝はセットプレーで優位に立ち、何度かチャンスを掴むが、思ったように得点できず、前半は少しヒヤヒヤした状況が続いた。
その中で、今年、帝京から加入のCTB森田は新人らしからぬ落ち着いたプレーで良い活躍をした。
NTTコミュニケーションもトッド・クレバーやツイランギなどの外国人勢を中心に面白いゲームを展開。今後の動向が楽しみだ。
個人的には、ベテラン３１歳、山下大悟にも頑張って欲しい。
ARの細樅さんもお疲れ様でした！
（４）トヨタ自動車ヴェルブリッツvsヤマハ発動機ジュビロ
すごくボールがよく動くスピーディな展開。観ていて凄く楽しいゲーム。
スタートからヤマハがアグレッシブに仕掛けていく展開。
個人的には、後半に入って交代したが、ヤマハのNO８に入っていたフォラウのタックル、ブレイクダウンでの働きは、面白かった。今後の活躍にも期待大。
トヨタのFL１９０ｃｍ長身ヘイデン・ホップグッドのライン際で見せたショートキック等は、日本選手にはなかなか見られない器用さを感じた。
ちょっと気になったのが、後半残り５分あたりの中園へのキックパスに対するトヨタBKのオブストラクションのペナルティー。
そのままアドバンテージで流されていたら、ヤマハの選手が押さえたのでトライかな？とも思ったが、見た方はどう捉えただろう？
（５）サニックスvs九州電力
後半の最初までは、竸った試合だったが、後半に入っての九州電力に疲れが見えたところでの、サニックスがヘスケスを中心においてゲインする展開は見応えあった。
当然、濱里三兄弟の活躍も期待しながらの観戦。
ちょっと今回は目立った活躍はなかったが、それぞれがしっかり自分の良さを出し地道に働いていた。
九州電力はスクラムでの反則が多く、その他レフリングへの対応が今後の課題の一つだろう。
それにしても、キックオフサイド多いなー。どうにかならんかな。(^o^;)
レフリングに対応できていないのが悪いが、ゲームを観戦する側の視点から見ると、ゲームが止まり過ぎて面白味に欠けたという感じがする。
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