トップリーグ 第9節 注目の一戦

no-bu

2012年12月02日 17:39

トップリーグも後半戦入り第9節が始まりました。
前半、実力通り3位の好位置につけている東芝と、今期好調で4位につけているヤマハの戦い。
かなり、おもしろくなりそうな様子。

ヤマハは、スクラムのスペシャリスト長谷川慎コーチの下、PRの山村亮を中心にしてスクラム強化を図っている。
さらには、HOに名嘉が競り入り、機動力も増している。
名嘉は、名護高校~明治出身で、これまでケガなどで苦労してきただけに、ぜひ頑張って欲しいところである。

しかし、前半からスクラム、ラインアウトのセットプレーで1番のPR仲谷聖史がコラプシングの反則を取られたり、ラインアウトも熊谷の強い風の影響もあってか、なかなかスローアーとキャッチャーの息が合わないで苦労する。

結果、再三の注意にもかかわらずスクラムを崩す原因を造ったということで、PRの仲谷がイエローカードをもらい10分間の退場となり、ヤマハがピンチに…。

しかし、仲谷の交代の岸が入ってきても再三スクラムが崩れるケースがあった。
両チームともタイミングを合わせる必要があったが、傍目から見るとスクラムが崩れてしまう原因が他の所にもなかったかと疑問に思うところもある。

前半の東芝の猛攻をどうにかしのいだヤマハだったが、後半に入り度重なるチームに対する反則の繰り返しの注意に対して、FLの三村勇飛丸がオフサイドの反則によりイエローカードの退場を宣告され14名での戦いを強いられる。

数的に有利な状況になった東芝がここから一気に攻め入りトライを奪い17対0とリードを拡げたが、残り10分を切ったところから、ヤマハがシンビン退場から戻ったFL三村勇飛丸がトライを奪うなど、2トライを返し、東芝 17対14 ヤマハと3点差になる。





ん~しかし、ここの2トライ目のヤマハのFLトゥイアリイのトライとなったプレーには、両チームのキャプテンを呼んでのレフリーの説明に少し疑問が残るところだった。

インゴールに蹴られたゴロパントに対して、東芝の選手とヤマハのWTB中園真司が競り合った場面で、レフリーのポジションからは中園がグラウディングしたかどうか分からない状況の中で、ボールがルーズと判断され、その後にトゥイアリイが押さえ込んだのでトライとしたいうものであった。

TV画面のリプレイでは、中園が片手でグラウディングしたように見えたが、ARから見ると、抑えにいって触れた後、ボールがルーズになったと見えたなら、前にボールがこぼれているので、中園のノックオンと判断されるのが妥当ではないかと感じた。

今日の麻生さんは何かいまいちピリッとしなかった。
どっか調子が悪かったのかな~。
まあ、長いシーズンこんな事もあろう。

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