2012~13年 トップリーグ 第3節 キャノンvs神戸製鋼
今晩は、撮りためていたトップリーグの第三節 キャノンVS神戸製鋼の試合を観戦。
勢いのあるキャノンが神戸相手にどのような試合をするのか楽しみ。
前半5分の相手人22mあたりからの神戸のSOピーター・グラントの内のギャップをついて裏に出てから、内のFW6番橋本へのパスから生まれたトライと5分にキャノンにPKで3点を返されたあと、すぐさま9分にキックオフから1番の安江がターンオーバーしてからのスピードある攻撃で一気に取り切った右端へのトライに今日の神戸の仕上がりの良さと勢いを感じた。
その仕上がりの良さと勢いは、そのまま13分の三つ目のトライにもみることができた。
キャノンは、こうした神戸の勢いに押されてか、前半途中まで、前節まで出せていた自分たちの良さをなかなか出せない。
ラインアウトのミスとイージーなハンドリングエラーが多かった。
ようやく27分にうまれたキャノンWTB和田のトライは、若いキャノンのらしさが現れたトライだった。
このトライが、キャノンの勢いを取り戻させ試合を面白くさせた。
しかし、ここは試合巧者神戸製鋼、そう簡単にはいかせない。
前半終了間際の神戸のジャックフーリーのトライは見事!
内側にすっと空いたスペースに上手く、それも素晴らしいスピードで走り込んでくるあの感覚は、さすがである。
それから解説の薫田さんも褒めていたが、彼のコミュニケーション能力は素晴らしい。
常に声を出しているし、特に逆サイドにいた時の声かけがチームの動きにかなり大きな影響力を与えている。
キャノンが勢いづくと思ったところでのこのトライは、結果的にこの試合かなり大きな位置を占めた。
前半 神戸製鋼 26-10 キャノン
後半、最初の得点は、キャノン。
キックパスからのティム・ベネットのトライ。
キックの精度、距離ともにドンピシャの素晴らしかった。
しかし、ここで素晴らしかったのが、勢いに乗りそうなキャノンに立ちはだかる意地の神戸LO橋本の動き。
もともとFLの選手でスピードはあるが、デコイで入ってきたプレーヤーへのタックルからすぐに起き上がって次の一連のプレーに絡んでいくあたりは意識がかなり高い。
結局、そのあとキャノンがゴール前のスクラムからトライを奪い7点差にするが、ここまで…。
試合結果 神戸製鋼 32-22 キャノン
キャノンは、最後の最後まで、チャンスを得て攻め込んで行ったが、タイムマネジメントと試合運びの上手さで神戸が一枚上手だったか…。
キャノンは、途中からいい感じで自分たちの良さを出しプレーしたが、前半の半ばまでの試合運びが惜しかった。
次節の22日、サントリーとの試合に期待しよう。
これで、神戸は開幕から3連勝。勢いに乗る。
次節は、22日にトヨタ自動車との対戦。
この勢いのまま試合を運べるか、楽しみ!
☆おまけ☆
前半22分頃のグラントのキックチャージ後のキャノンのプレーヤーの行為はオブストラクションじゃないのかな?
アシスタントからもアピールがあったと思うのだが…。
あれがなければトライになったと思うが…。どうでしょう?
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