トップリーグ第3節 近鉄vsNEC
トップリーグ第3節 名古屋市瑞穂での近鉄vsNECの1戦
ここまで近鉄は、第1戦の関西ダービーで神戸製鋼に敗れはしたが、続く2戦目でサニックスにいい形で勝利し、波に乗って行きたいところ。
対するNEC。
昨年はベスト4まで進んだチームだが、今季はいまだ勝ち星なし。
2戦目のトヨタ戦は接戦だったが、なかなかいい形に持っていくことができていない感じももある。
勝てない試合ではなく、勝てる力はあるのに、勝てていないというもどかしさもあるだろう。
今季も上位に食い込んで行きたい両チーム、どのような戦いになるのか楽しみ。
試合開始直後から両チームFW第一列のスクラムでの厳しい駆け引き。
お互いにスクラムのポイントを入念に確認し、かなりナーバスに。
展開する状況も楽しみだが、このような渋い駆け引きもFW出身としては、非常に見所だ。
前半は、中盤まで両チームともなかなか決定的な場面をつくることができず。
その中でも、近鉄トンプソン・ルークのブレイクダウンでの渋い仕事ぶり。
ゴール前でのPKをさそったプレーなんか素晴らしい。
その均衡を破ったのは、NECの裏へのグラバーキックからうまれたWTB窪田のトライ。
ちょっと微妙なトライだったが、お互いにディフェンスが整備されてるし、接点での厳しいディフェンスが続いていたので、こういう攻撃ができるかどうか、それから、しっかり敵陣に入る有効うなキックができるか、そしてペナルティの数が勝負を分けてくるか?という感じ。
前半は、34分あたりの近鉄のラインアウトからの素晴らしいここしかないというサインプレーが決まり、前半は、近鉄 10vs7 NECで折り返す。
FWのプレーヤーで相手人ディフェンスを十分に引きつけておいて、トップリーグNO1の俊足だと思われるWTB李 陽(リ ヤン)を上手く使った。
後半、マッキンタイアに代わって入ったNEC SO田村、やはり足腰の強さとバランスの良さを活かしたナイスプレー。
今季は、途中出場が増えているが、いい働き。
このトライは試合の流れを変えたか。
ちなみに、田村は、1億円あたったら沖縄に家を買うだとか。ぜひ、実現して欲しいな~。
最後は、近鉄トンプソンが意地のトライを見せたがここまで。
最終的に、近鉄17vs21NECで試合終了。
最後に、この試合、何度か判断の難しいジャッジの場面があったが、TMOがなかったために、アシスタントとの協議になったが、できるだけすべての試合でTMOが導入されて欲しいと強く感じた試合だった。
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