映画「かぞくはじめました」(洋画)
毎日の家事、子育て、仕事に追われて毎日がこんな感じ…。
子どもが二人目、三人目になっても、こんな時「長男の時は、どうだっけ?」って、いつも質問し合うのが、夫婦の会話のおきまり…。
その瞬間、瞬間に一生懸命で、なかなかはっきりと思い出せない事って多いんですよね。
「かぞくはじめました」
監督:グレッグ・バーランティ
出演:キャサリン・ハイグル、ジョシュ・デュアメル、ジョシュ・ルーカス、クリスティーナ・ヘンドリックス、ヘイズ・マッカーサー、メリッサ・マッカーシー、アレクシス・クラーゲット他
展開としてはありきたりで、誰でもオチがわかっちゃうようなラブコメなんですが、見た後にすごく“ほっこり”しちゃうような作品です。
あまり、作品紹介する際に、「ぜひ夫婦で…」って紹介はしません。
だって、一口に“夫婦”といっても、いろいろ(関係性の結び方が)あるので、作品によっては“微妙”な空間をつくりだしてしまい“観なきゃ良かった”って事になりうる場合もありますし…。
けど、この作品に関しては、“おすすめ”いたします。
どうぞ、あの頃を思い出して、ほっこりしてください。
レストラン経営で成功したいホリー(キャサリン・ハイグル)と、スポーツ番組のディレクターを目指すエリック(ジョシュ・デュアメル)が、突然の悲劇によって彼らが名付け親になった親友の娘ソフィーを預かり共同生活をはじめるところからスタートします。
親友の設定してくれた最初のデートでの第一印象“最悪”の二人でしたが、子育てに悪戦苦闘、奮闘する中で、お互いの新しい面を発見し、新しい関係が誕生するっていう流れです。
いたって、シンプルなストーリー展開ですが、その悪戦苦闘する様子をみながら、“あー、あの頃こうだったなー”とか自分の子育ての過程を思い出しました。
で、改めて、子どもってステキだなって思いました。
初めてしゃべった時、初めて歩いた時、ああだったこうだったと懐かしい記憶を辿りながら、(端から見ると気持ち悪いとは思いますが…)作品を鑑賞しながらニコニコしている自分がいました。
それにしても、白人の赤ちゃんかわいいですね。
赤ちゃんはみんなかわいいのですが、本作の赤ちゃんお人形さんみたいでした。
なんでも赤ちゃんソフィーは、三つ子の赤ちゃんが代わる代わる三人一役で演じているようです。
動物が出てくる作品などでは、似た感じの動物を何匹か用意しいて使うこともあると聞きましたが、赤ちゃんの三人一役ははじめて、それも三つ子…。
ソフィーのかわいさにプラス点して…
「★★★★★ ★★★☆☆ 80点」
(あらすじ)☆ネタバレ注意
その夜、ホリー・ベレッソン(キャサリン・ハイグル)は、親友アリソン(クリスティナ・ヘンドリックス)が紹介してくれたブラインドデートの相手を待っていた。
彼の名前はエリック・メッサー(ジョシュ・デュアメル)。
アリソンの恋人ピーター(ヘイズ・マッカーサー)の親友だ。
約束の時間から遅れること1時間、くたびれた普段着で現れたメッサーはドレスアップしたホリーにバイクの後ろに乗れと指示するが、レストランの予約はもちろん何の計画も立てていない。
更に他の女からの電話でこのあと会う約束をする始末。
怒ったホリーにメッサーも逆ギレ、彼らのデートは数分で終了した。
「二度とあの男に会わせないで」そんなホリーの願いもむなしく、アリソンとピーターの結婚式を皮切りに夫妻のイベントには必ず二人は招待されるのだった。
月日は流れ、ホリーの人生は計画通りに進んでいた。
ベーカリー経営も順調でもうすぐ念願だったレストランに改装、数年後には店舗を増やす予定だ。
恋愛だけは計画通りにいかなかったホリーだったが、ある日、ベーカリーの客にサム(ジョシュ・ルーカス)と名乗る彼女の理想通りの恋人候補が現れる。
だが突然、アリソンとピーターが事故で帰らぬ人となり、一人娘のソフィーが遺された。
夫妻は遺言でソフィーを一緒に育てる共同後見人としてホリーとメッサーを指名していた。
親族に引き取り手もなく、二人は大切な親友の最後の頼みに応えることを決意、夫妻の家に引っ越す。
その日から共同生活という名の闘いが始まった。
ホリーはレストランの開店準備、メッサーはスポーツ番組のディレクターを目指して修行中、しかも育児に関しては経験ゼロ。
上達しない子育て、メッサーの問題アリの女性関係、サムとの再会……。
様々なハプニングに直面するたびに、何度も大ゲンカと失敗を繰り返し、少しずつ心を開き始める二人。
そんなある夜、二人はディナーに出かけ、互いの思わぬ素顔にときめくのだが……。
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