ボーンレガシー
ボーンシリーズ三部作
<ボーン・アイデンンティ>
<ボーン・スプレマシー>
<ボーン・アルティメイタム>
このシリーズは、本当に最高だった。
今でも時々、三作を連チャンで続けて見ることもある。
とにかく、マット・デイモンがはまり役で、このシリーズが終わると知った時に、非常に悲しかったのを覚えている。
そこに登場したのが、この〈ボーン・レガシー〉なる作品!
嬉しさとワクワクでたまらなかったのを覚えている。
で、今回の作品の流れは…
(あらすじ)
記憶を失った凄腕の暗殺者ジェイソン・ボーン。
彼をめぐる陰謀と死闘の裏で、同時進行していたもうひとつの計画と巨大な陰謀があった。それは、ジェイソン・ボーンに匹敵する能力を持つ、高度な遺伝子操作で生み出された最強の暗殺者アーロン・クロスを抹殺するというもの。
暗殺者養成計画という倫理を逸脱した計画の漏洩を防ぐため、隠蔽チームのリーダーのリック・バイヤーが全プログラムの抹消を命じたからだ。
アーロンは、工作員の体調を薬によって管理していた女性科学者のマルタと共に、真相を求めて闘うことになる…。
2012年・米=ユニバーサル/配給:東宝東和
原題:The Bourne Legacy
監督:トニー・ギルロイ
原作:ロバート・ラドラム
原案:トニー・ギルロイ
脚本:トニー・ギルロイ、ダン・ギルロイ
製作:フランク・マーシャル、パトリック・クローリー、ジェフリー・M・ワイナー、ベン・スミス
製作総指揮:ヘンリー・モリソン、ジェニファー・フォックス
http://youtu.be/LTGH2ygc-Wk
何度もいうが、あの大ヒットしたロバート・ラドラム原作、マッド・デイモン主演の「ボーン・アイデンティティー」に始まるシリーズ3部作の世界観を引き継ぎ、ジェイソン・ボーンの戦いの裏側で繰り広げられていた、もう1人のスパイの物語を描く新シリーズ第1作。監督は前3部作の脚本を手がけ、ジョージ・クルーニー主演「フィクサー」で監督デビューも果たしたトニー・ギルロイ。
間違いない!と意気込んで鑑賞した感想は?
ありえない。
ジェイソン・ボーンの名前は、いたるところに登場しますが、本人は全く登場なし。
本作品は、これまでのシリーズ三部作を全て観賞していることを前提とした作品であり、始めて何の予備知識もなしにこの作品単独では、全く意味が分からない言葉が満載。
トレッドストーン計画?
ブラックブライアー計画?
となること間違いなし。
こちらの用語は、シリーズの2作目と3作目でその中身が明かされているが、本作品では、全くシリーズ初心者に対しての復習的な解説や回想シーンなどもなく、???となること100%です。
ようするに、本作品はこれまでのシリーズ三作品を見ていない輩は、全く想定外という全くもって不親切な作品なのです。
「ボーン・アイデンティティー」
「ボーン・スプレマシー」
「ボーン・アルティメイタム」
を全て何度も鑑賞した上で、なおかつそれぞれの作品の内容をしっかり把握していることが前提の作品なのです。
作品の中身的には、そんなに嫌いな方じゃないけど、この不親切さは、個人的には許せません!
よって、今回は厳しく「★★★☆☆ 60点」
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