ターミナル
「ターミナル」
スティーブン・スピルバーグ監督とトム・ハンクスがコンビを組んだ作品です。
空港ターミナルという閉じた空間でトム・ハンクス演じるビクターが試行錯誤しながら、アメリカにやってきた目的を達成させるために頑張る過程を通して、人と人のつながりの大切さとは…ということを深く考えさせられました。
最初は彼の存在や行動に否定的だったターミナル職員たちも、いつのまにか彼を仲間として受け入れ、彼の「目的」を成し遂げさせるために協力を惜しまなくなる。彼らに会わせて、いつのまにか観客である私の心も身体を離れ、彼らと一緒にそこにいて、彼が目的を達成するためにターミナルから出る瞬間を楽しみにし、それを現実化するために何かしてあげたいと心から思いました。
その温かさを心から感じることができる素晴らしい心温まる映画だと思います。
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