2012年09月17日 10:02
「エリザベス・タウン」
「ストーリー」
仕事一筋に情熱を燃やしてきた大手シューズ・メーカーの新進デザイナー、ドリューは、社運を賭けた新型スニーカーを発表するが、商品の返品が相次ぎ、プロジェクトは大失敗。
会社を解雇されてしまう。夢に破れ、生きる気力を失ったドリューは、自らの人生を終わらせる覚悟を決めるが、命を絶とうとしたまさにその時、疎遠になっていた父の訃報が飛び込んでくる。失意の中、葬儀の準備のために父の故郷・エリザベスタウンへ向かったドリューだったが、そこで地元の人々とのふれあいや新しいロマンスを通して、少しずつ心の傷を癒していく。
スキだというのは、顔ではなくて性格というか、全体的にです。
自分の大失敗で会社を倒産寸前に追い込み、クビになり、恋人にもフラれ自殺を思い立ったところで、父の訃報を聞き、父のもとへ急ぐその途中でのキャビンアテンデント、父を愛してくれたたくさんの人々との出会い、そして灰となってしまった父との旅…。
そうした交わりの中で、落ちるところまで落ちた自分をエンパワーメントしていく青年をオーランド・ブルームが演じています。
まあ、話の展開としては、かなり突拍子もないし、結構???なとことろが多いのだけど、とりあえず世の女性軍のみなさまは、オーランド・ブルームを見て、「助けてあげたい」って思うでしょうね。
だって、彼どことなく「雨の中でびしょぬれになりながら、拾ってくれる人をまつ小さな子犬」って感じですから…。
で、話を戻して、キルスティン・ダンストは、普通に考えれば、訳のわかんない変な女なんですけど、何でかこうい女の人にひかれるんですよね~。そういう自分って変だと思います。
全体的には、極端に悪い作品というわけではなく、これといってすばらしいというわけではないですが、伽極端に最悪って感じでもないです。
適度な笑いの中に、ハートウォームな感じがあって、個人的にはスキな作品です。
あっそうだ、監督のキャメロン・クロウは、音楽にこだわることで有名らしいです。
作品でたくさん音楽が使われているんですが、それも良かったです。
「総合評価 ★★★★☆ 85点」