インファナル・アフェア
2002年の香港映画賞を総ナメし、ハリウッド史上最高額でリメイク権が落札された香港黒社会を舞台にしたサスペンス・ドラマ。
ネットですごく評判が高いので見てみたのですが…。
やはり、全然、日本の警察ネタの作品の作品のストーリーの完成度+役者の演技力などなど、どの観点から見ても、おもしろいし素晴らしい作品だと思います。
「
インファナル・アフェア」
「ストーリー」(
eigacomより)
警察に潜入することを命じられたマフィアの青年と、マフィアに潜入して囮捜査をすることを命じられた警察官青年は、ともに18歳。その10年後、ある覚醒剤取引きをめぐってお互いの存在を知った2人に、避けられない対決の時がやってくる。
人気俳優トニー・レオンとアンディ・ラウが共演。香港で02年の年間興行成績第1位はじめオープニング興収、上映館数など数々の歴代記録を更新した大ヒット作。
まず、脚本が良いよね。
警察と犯罪組織それぞれに潜入を命じられた2人の男が、身の危険と心のゆらぎに苦悶しながら10年の時を経て対決するって、邦画ではこのようなスリリングな脚本はありえないよね。
それから、主演のアジアを代表するスーパースター、アンディ・ラウとトニー・レオンの演技も素晴らしい。それぞれの置かれている状況が彼らの目や表情を見ればつかみ取れます。それくらい、彼らの演技に私が引きまれれている証拠です。
確かに、この作品には、理解できないところ、不可解なところが多いと思います。おそらく、一部で終わろうと考えていなかったので、そういう意味で余韻というか次へのつなぎをつくろうとした結果だと思いますが…。
昨日の「9.11 自由への扉」のお口直しとして見たのですが、十二分に満足することができました。今度、時間を見つけて、ⅡもⅢもみたいと思います。
「総合評価 ★★★★☆
90点」
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