スナッチ
まるで「お笑い番組」or「バライティ番組」を見ているような感覚に陥る作品。
「スナッチ」
この作品の監督は、マドンナの旦那としても有名なガイ・リッチー。
この監督のジョークやユーモアのセンス最高です！
最後に一体だれが笑うのか？
スタートからエンディングまで、本当に気になってしょうがない、そして、スピード感あふれる作品で、一瞬でも見逃したらあかんと思いながら、集中して見ました。
これも監督の作戦なんだろうね。気がつくと完全にはまっています。
「ストーリー」
ロンドンの暗黒街で殺戮事件が発生。ことの発端はN.Yのボスの依頼でフランキー・フォー・フィンガーズ（ベネチオ・デル・トロ）が盗んだ８６カラットのダイヤ。これを手に入れようと繰り広げられるギャング達、そんなギャングの賭けがかかった非合法ボクシングに雇われた流浪民ミッキー（ブラッド・ピット）、一筋縄じゃいかないワル達の企みで事態はとんでもない方向へと向かっていく…。
ガイリッチー監督のデビュー作でもある『ロック、ストック＆トゥー・スモーキング・バレルズ』。
この作品もどうしても見たかったんだけど、近くのTUTAYAにはDVDがなくて…。
がっかりしていたことろに、この作品を見つけて、本当にラッキーでした。
この作品の脚本に惚れ込んで自分から出演を願い出たというブラピの役どころは、薄汚ない風貌で体に入れ墨をして、トンデモなく訛った英語を喋る「バイピー」。
この作品は、字幕でも見るよりも、吹き替えで見てもおもしろです。
吹き替えのブラピの喋り、最高です！
たぶん、ブラピが主役だと思うんだけど、彼が特別に目立つ訳でもないんです。どちらかというと、カットは短め。その他にも個性的なくせ者ぞろいの出演者が揃っていて、その出演者のカットも全部短めにどんどんめまぐるしく変わっていきます。
けど、浮いちゃったり、軽くなっちゃったりしないのは、それぞれの出演者の本当にあふれるばかりの個性＋監督の旨い演出なんだろうと思います。
本当に見終わったあとに「最高～！」といっちゃいました。
総合評価「★★★★☆☆９５点」
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