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Posted by TI-DA at

ピロリ菌との長い長い闘い

2015年11月25日

ひさしぶりのブログアップです。

いやー、長い戦いがようやく本日終わりました。
ピロリ菌との過酷な戦いです。

私の胃の中にピロリ菌が発見されたのが、ちょうど二年前の人間ドックの時でした。
人間ドックでは、一年に一回かならず胃カメラ検査をするようにしています。
二年前の胃カメラでお医者さんから「胃が若干あれているからピロリ検査してみる?今年から保険適用になったし」といわれ、検査をしてからでした。
少し前までにピロリ菌による胃がんリスクの増大に関する記事を読んだことはありましたが、その時までは、あまり周りにピロリ菌の感染の話は聞いたことがなかったので、「まさか自分にピロリ菌なんかいないわな」と思っていました。
しかし、結果は、立派な黒。うわーん
それも結構な黒らしく、お医者さんから「どうする除菌する?」と聞かれましたが、なぜかしら少しためらったあげく、「しばらく考えてからにします」と返事、それからなんとなく1年がたってしまいました。

で、今年の夏の人間ドックでまたもや医者に警告を発せられ、ピロリ菌のリスクについて重々と説明されました。
まず、「ピロリ菌は慢性胃炎や胃潰瘍になる原因の1つではなく、原因そのものである」ということ、
そして、「ピロリ菌が人体に与える主な影響は、
1.慢性胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍を誘発する 
2.胃がんになる確率が20倍以上に跳ね上がる 
3.胃MALTリンパ腫といった胃の病気にかかりやすくなる。
つまり、ピロリ菌の感染が続くと感染範囲が“胃の出口”の方から“胃の入口”の方に広がって、慢性胃炎(ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎)がすすみ、この慢性胃炎が、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、萎縮性胃炎、胃がん、さらには全身的な病気などを引き起こすおそれがある」という説明を受けました。

で、今回ばかりは、こんなにきつく説明を受けたので、「やります」と即答したのです。
そして、抗生剤をもらい1週間飲み続けた後、その2カ月後にまた、検査を受けることになりました。

さて、ピロリ菌について、あまりにも知識不足だった私は、薬の服用を始めると同時に、すぐにお勉強を始めました。
それによると、「胃の中はpH1~2と高い酸性で、とても生物が生きていけるような環境ではないが、ピロリ菌は胃酸を直接触れないように、自らが住みやすい環境を作りだしているから生息できることを知りました。
ピロリ菌はらせん状をしており、数本のべん毛を持っていて活発に動き回っており、胃の粘膜に好んで住みつき、粘液の下にもぐりこんで多くの胃酸から逃れている。
さらにピロリ菌は胃酸に耐えて抜くためにウレアーゼと呼ばれる酵素を吐き出す。
この酵素は胃粘液の成分である尿素アンモニアと二酸化炭素に分解する。
この分解された強アルカリ性のアンモニアで自分の周りを覆って、強酸性の胃酸と中和させ、胃の中の強酸性の状況下でも生きていける環境を自ら作り出している。
ここで、このピロリ菌が発生させるウレアーゼを含めた毒素が、私たちの胃粘膜に障害をもたらすことを知りました。












ピロリ菌の検査は、
(1)採血や採尿して抗体を調べる検査
(2)検査薬を服用した後に呼気を調べる検査
(3)便中の抗原を調べる検査
(4)内視鏡で直接胃の粘膜を採取して調べる検査
に大別されますが、呼気検査が一般的です。
尿素呼気試験法というものです。
尿素を含んだ検査薬を服用する前に、袋の中に呼気を採取します。
その後、検査薬を服用し、ある程度時間がたった後に、再度呼気を採取します。
その際に、両方の二酸化炭素の量で判断するわけです。
上に書いたように、ピロリ菌が、尿素をアンモニアと二酸化炭素に分解することを利用した検査法です。

2013年から保険診療対象になりましたが、保険診療の枠の中で除菌するには、内視鏡検査で胃炎があることが診断されなければなりません。
私の場合は、人間ドックでの胃カメラの検査により胃炎の症状があったために保険適用となりました。
しかし、だいたいの人がピロリ菌の疑いをかけられるのが、胃カメラではないでしょうか。

私が、最初に飲んだ薬がランザップという薬でした。これには、胃酸分泌抑制薬であるPPI(プロトンポンプ阻害剤)と2種類の抗生物質であるアモキシシリンとクラリスロマイシンが含まれています。
この抗生剤の服用は、肝臓にダメージを与える可能性があるために、服用中の前後は飲酒を規制されます。
これが、一番何よりもきついのです。ベー

しかし、にっくきピロリ菌の退治のために頑張りました。
そして、2カ月後に再度、通院し呼気検査を受けて菌が死んでしまったかどうかを検査します。
で、その結果、菌がまだ死んでいませんでした。
1回目の除菌の確率は、約70%らしいです。私は、30%の中に入って強い待ったわけです。

















では、なぜ、私の菌は1回で死ななかったのか?
問題は、除菌に使うクラリスロマイシンへの耐性を獲得したピロリ菌であったということです。
風邪で医療機関を受診するとしばしば抗菌薬が処方されますが、なかでもクラリスロマイシンは幅広い種類の菌に効く抗菌薬なので、かなり多用されているようです。
その結果、知らないうちに胃の中のピロリ菌がクラリスロマイシンに対する耐性を獲得してしまっている人が少なくないということ。

ここで、苦しい二回目の菌との戦いを決意します。
今回は、1回目に飲んだクラリスロマイシンを、より強力な抗生剤であるメトロニダゾールに変えチャレンジ、9月の一番ビールがおいしい時期に、実は私は3週間も酒を断った時期がありました。
その辛さといったら。

その辛い戦いの成果もあり、本日の検査でしっかりとピロリ菌さんがいの中から撲滅されていることを確認できました。
実は、二回目のチャレンジの前に、お医者さんに二回目でも不成功になる確率はあるのですか?と質問したら、成功率は98%だから、まれに2%は不成功になる可能性もあるよといわれ、その2%に入るのではと心配していましたが、良かったです。

一度、ピロリ菌を除去すると、川の水や沢の水などの生水を飲まない限りは、二度とかからないらしいです。
これからは、注意したいと思います。
  


Posted by no-bu at 13:17Comments(0)日常の生活

R1づくりに挑戦

2015年03月24日

先日、購入したヨーグルティアで、今回はR1ヨーグルトの作成にチャレンジしてみました。
材料は、R1のドリンクタイプと牛乳1本、砂糖大さじ2杯です。
まず、最初にヨーグルティアの容器に水を入れて、レンジで煮沸消毒します。
その間に牛乳を軽く沸騰させます。これは砂糖を殺菌する意味もあるとか。
そのあと、牛乳が人肌になるまで待って、ドリンクタイプのR1を入れて混ぜます。
その後は、42℃設定で11時間醗酵させた後、冷蔵庫で冷やします。
できあがりは、こんな感じ。


































初めてにしては、美味しくできたと思います。

今回は、こちらのサイト参考にしました。

明治のサイトには、
R1を種菌にしてヨーグルトを作ることはできるが、R1の特徴である1073R1が作り出すEPS多糖体を同等量作り出すことはできませんとの記述が、

同等量でなくても、近づけているんなら良いかと、ちょっと妥協。
美味しいから良いかと。

あと、別のサイトには、牛乳を沸騰させなくても大丈夫みたいな記述もあるので、次回はそのままの状態でチャレンジしてみたいと思います。
  

Posted by no-bu at 18:24Comments(0)日常の生活

ヨーグルトメーカー参上!

2015年03月20日

我が家に頼もしい相棒がやってきました。

それは、これ!











タニカのヨーグルトメーカーです。
少し前に妻がカスピ海ヨーグルトの種を職場から貰い受け、それをもとに少し大きめのタッパーに牛乳を入れて、一晩寝かせることでヨーグルトを作ってきました。
最近では、子供たちもヨーグルトが好きになり、家庭での消費量が増え、毎日作るのが大変そうだなと感じるようになっていました。
そこで、この話を同僚にすると、このヨーグルトメーカーの存在を教えてもらいました。

すぐにAmazonで注文!
さすが、Amazon、在庫があったので、なんと注文から3日後には到着です。
さっそく使用してみましたが、噂以上に一度にたくさん作れます。

一度に牛乳パック大を一本使用して作りますので、かなりの量です。
































二度ほどカスピ海ヨーグルトを作りましたが、次は市販のR1ヨーグルトの作成にもチャレンジしたいと思います。
最近ではインフルエンザ予防に効くと話題になり少し品薄状態の商品ですが、これが家庭でできるようになるとかなりコストダウンです。

  

Posted by no-bu at 15:54Comments(0)日常の生活

Hold your last chance!!

2014年08月22日

渡嘉敷研修ようやく最終日を迎えました。
今日の渡嘉敷から本島の眺め。






昨日までは、クッキリと本島を望めましたが、今日は海上に水蒸気のモヤがかかっていて霞んでいます。夏はだいたいこんな感じたそうで、昨日までのようにクッキリと本島が見えるのは、珍しいようです。
ラッキー!!

さて、話はかわりますが、お酒にまつわる話を。

酒というものは本当に恐ろしいものです。普段は、冷静でクールでとても頭の切れる人をも、全く反対の人間に変貌させてしまいます。

渡嘉敷研修も二日目。
午前の海洋実習から午後の講義、そして野外炊事実習と盛りだくさんの内容をこなしました。
そして、例のごとく夜の会へ。

昨晩の会は、三味線なども登場し、かなり盛り上がりました。
しかし、明日があるということで11時にはいったん終了。
私は疲れもあってか、そのまま部屋に帰り床につきました。

2時間ほど寝たでしょうか?
トイレに行きたくなり目を覚ますと、二次会を終えて帰ってくる面々。
本当にタフな皆さんです。

挨拶を終えて再び床に。

しかし、2時間ほど寝たでしょうか。忙しくもぞもぞする隣人。

???

その激しさに目を覚ますと、いきなりむくっと立ち上がり、入り口と反対の私の方に歩いてくるではないですか。

私は、完全に???状態で、その行動を観察していましたが、その隣人、いきなりカーテンを明けたかと思うとスボンを下げやがる。

えっ〜〜、まさか。

放尿???

もちろん、こんなところにオシッコされたらたまりません。

大きな声で、「先輩〜〜、何してるんですか、トイレはここじゃないですよ❗️」

しかし、完全に酔っ払いの隣人は、「へ???」と言って、いっこうにやめようとしないので、ついに私は、立ち上がり静止し、トイレまで同行するはめに。

なぜか、その時に頭を駆け巡ったのが、この歌。


http://youtu.be/yGa12KsJmL4


普段は、冷静でクールでとても頭の切れる先輩で、非常に女性からも人気のある方をも、こうまで荒くれ者に変貌させてしまうお酒。

本当に恐ろしいものです。

皆さんもお気をつけて。
節度のある飲酒を!!
  

Posted by no-bu at 07:52Comments(0)日常の生活

人騒がせな奴

2014年08月21日

私は、相変わらず人騒がせな奴ですまたまた、やらかしてしまいました。

昨日から参加の教員免許更新講習in渡嘉敷島。

研修初日、30分前には、集合場所のとまりんについていたのですが、観光客などがごった返していて、満車状態

慌てて駐車場を探そうとすると、とまりんの駐車場の案内人が三井のリパーク、いわゆるTIMESパーキングを教えてくれた。

表示は、30分100円、最大12時間までは700円の看板表示。
慌てていたのと、安易に最大700円だからという点だけが頭にあって、そのまま駐車して集合場所までダッシュ

無事に乗船し、しばらくして気持ちが落ち着いて、色々これからのことなどに思いを巡らせていると、ふと駐車料金のことが気になり出した。

ネットを調べると、駐車場の入り口の写真が見れた。
確かに最大12時間700円とある。しかし、その横に小さく30分毎に100円の表示が。

ということは、あれかい?
三日間とめるとなると、700円+200円×60時間=12900円?
おいおい。
がびーん

やばい❗️❗️
瞬間的にそう思って、駐車場の管理会社を探して、駐車場の場所もちゃんと伝えて、どうなるの?って聞いたところ。

そうなりますねー。
システムがそうですから。

と一蹴され、気持ちはさらに⤵️

あー、駐車場代金にそんな金は絶対にかけたくない。
どうにかして車を動かさなくては!

色々と思いを巡らせて、良いアイデアがないか考えたが、やっぱりこの方法しかない

車のキーをどうにかして、渡嘉敷から本島に帰る船に乗船する人に託す。
本島でキーを受け取り車の移動をしてくれる人を探す。

そうと決めたら、即行動の私

那覇に勤務する元同僚に電話し事情を話し、忙しい中、講座の合間をぬってキーを取り、車の移動をしてもらう段取りを整え、研修先の職員に無理に頼みキーを乗船する人に渡してもらった。

で、無事に先ほど車の移動は終了。

で、送られてきた写真がこれ!



料金からすると、12時間毎に最大料金は700円で、24時間で1400円+1時間30分ぶんの300円で、1700円なり!

つまり、三日間駐車しても、4200円だったってこと。
それなら、そのままでもよかった訳で

色々、忙しい中やってくれた茜ちん、本当にお騒がせしました。

この埋め合わせは必ずいたします。

相変わらず、人騒がせな奴の話でした。

ちゃんちゃん。
  

Posted by no-bu at 15:26Comments(0)日常の生活

麺屋 もとなり 名護店行ってみました

2014年04月29日

県内に何店舗ありますでしょうか?
麺屋もとなりチェーン。
ふと走っていたら名護にもオープンしているじゃありませんか。
場所は、北部合同庁舎むかい、居酒屋金太郎となりです。
外観はこんな感じ。


店内に入る前に、食券機で食券を購入します。
今回は、つけ麺好きな私の目に止まった、濃厚中華つけ麺を注文!

店内は、カウンター席が二つに、テーブル席が四席ほどあり、県内の有名どころのラーメン屋さんからのお花が幾つも並べてありました。
どんな関係なんでしょう?

カウンター席に座り待っていると、ゆで卵食べ放題のサービスが。
塩も柚子味とカレー味の二種類の塩がチョイスできます。



ようやく来ました注文の品が。
注文してから少し時間がかかりますね。


さてお味の方はと言いますと、麺は少々太めでコシがあり好きな方でしたが、スープがトンコツか魚介か?はっきりしない、イマイチ自己主張がたりない感じかしました。
また、チャーシューではなく肉の塊が入っていましたが、それが塩味が強すぎてスープの味の邪魔をしている感じがしました。意図的にやっているなら、かなりもったいありません。
残念です。

最後は、残ったつけ汁でサービスでカレーリゾットも食べれます。

このカレーリゾットくらい主張しても良いのにねー。
まあ、まだ開店間もないのでこれから改良するはずでしょうから、時間を置いてさいど、行きたいと思います。


  

Posted by no-bu at 12:18Comments(0)日常の生活

やってきました!

2013年12月12日

ついに我が家に前から欲しかった物がやってきました。
その名もレイコップ。
そうそう例のやつです。

前々からハウスダストのアレルギーに悩ませられていた私と息子。
特に息子のアレルギーは酷く、薬を服用していますが、厚手の布団が必要なこの時期になると、症状が酷くなります。
毎日、布団かけにかけ、除湿機でジメジメしないようにしていますが、なかなか良くなりません。
そこでジャパネットのコマーシャルで発見したのがコレ!
早速試してみました。

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Posted by no-bu at 21:14Comments(0)日常の生活

しーぶん=おまけ

2012年03月10日

以前までは、ジャ○コさんやサ○エーさんといった大型ショッピングセンターで買い物を済ませることが多かったです。
結構な方々が、このような買い方をしているでしょう。

当然、何度も買い物に行っている時間がないとか、買いたいものが一ヶ所で殆どそろうとか、車でののりつけが簡単であるとか、いろいろと理由はあるでしょう。

しかし、私は最近、地元商店街(名護公設市場)の利用にウエイトを移しました。
それは、市場ならではの新鮮さと専門とする商品の種類の多さ(鮮魚店や八百屋など)、さらには地産地消を実践できるところでしょうか。



さて、こうした理由に付け加えて、私が楽しみにしているのが、沖縄方言でいう「しーぶん」。
いわゆる“おまけ”のことなんですが、市場に何度も通って、顔なじみになると、売り上げに貢献してくれているというお礼も含めて、このおまけの特典が付いてきます。

たとえば、いつもいく肉屋さんで、次のような商品(スキヤキ用牛肉¥1000、チーズ巻きフライ¥500)を購入したら、しーぶんが次のように付いてきます。


しーぶんといっても、ちょっとしたものじゃないですよ。
かなりの量のしーぶんです。


正直、おおすぎると思うときもあるくらいですから…。

しかし、このようなしーぶんは、ただ単に常連客をつなげるための手段だけではないと考えています。
こうした行為は、販売側と顧客とのコミュニケーションの活性化にも繋がっているだろうし、買い物という消費行為に大型ショッピングセンターでは感じることができない“味わい”というスパイスを付け加えます。
さらには、それが精神衛生上もプラスの方向の影響を及ぼしていると私は感じます。

残念ながら、
(1)市街地の地価の高騰による住宅地の郊外への移転
(2)モータリゼーションの進行
(3)小売店主が魅力ある商品やサービスができていない等
の様の様々な要因により、こうした地域の商店街が衰退しています。

しかし、こうした地域商店街衰退の大きな要因は、マクロ経済の大きな変化にあると思われます。
一番大きな変化といえば、2000年に施行された「大規模小売店舗立地法」(大店立地法)により、それまでの大型小売店の出店規制が廃止(“大店法”廃止による)されたことが大きな要因です。
その結果、郊外に相次いで大規模スーパーなどがオープンしました。欧米などの有力スーパーも日本進出をはたすことになりました。

さて、小さな小売店を保護する目的も併せ持っていた大店法とは、どのような法律だったのでしょうか?
そして、その法律は、どのような経緯で廃止され、「大規模小売店舗立地法」(大店立地法)が成立したのでしょうか?

大店法は、1973年10月1日制定、1974年3月1日施行の法律です。
目的は、「消費者の利益の保護に配慮しつつ、大規模小売店舗の事業活動を調整することにより、その周辺の中小小売業者の事業活動の機会を適正に保護し、小売業の正常な発展を図ること」とされます。

こうした“中小小売業者の事業活動の機会を適正に保護し、小売業の正常な発展を図ること”を目的とした法律が改正されるきっかけを作ったのは、現在うりあげを伸ばしている国内の大手流通業界・ショッピングセンターではありません。

この法律の改正大きく関与しているのは、日米貿易摩擦に絡む「日本市場の開放を求める米国の外圧」でした。
日米の貿易格差を縮小する目的で行われた日米構造協議において1990年に米国が「大規模小売店舗法(大店法)を地方自治体の上乗せ規制を含めて撤廃すべきだ」と要求したことがきっかけです。

ここでは、当時、設立されたばかりの日米合弁会社である“日本トイザらス”が国内第1号店として新潟市への出店を計画していましたが、大型店の出店に反対する地元商店街の意向を受け、その結果、事実上の大型店出店凍結により進出の見通しが全く立たないままであったことが大きく影響しています。

こうした自体の中で、米国は日本のこうした法律自体が“非関税障壁”に当たり、自由貿易の原則に反するものであり、規制緩和によって、適正な状態にするべきだとする政治的圧力をかけました。


こうした流れの中で発表された日米構造協議の中間報告で「現行大店法の枠組みの中で法律上実施可能な最大限の措置である下記の運用適正化措置を実施する」として出店調整処理期間の短縮や出店調整手続き・機関の明確化・透明化、地方公共団体の独自規制の抑制が合意されました。

さらには、翌年1991年に行われた大規模小売店舗法(大店法)の改正でこれまで商工会議所(商工会)に置かれて大型店の出店を扱っていた商業活動調整協議会(商調協)が廃止されることとなりました。

これ以降、大店法の運用は大幅に緩和され各地で大規模なショッピングセンターの進出が進むこととなった訳です。

沖縄にもこの時期に、トイザらスが嘉手納にオープン(1992年)しましたね。
(トイザらス嘉手納店は、2003年に沖縄市の旧ハイパーマートに移転しました。)

長くなりましたが、こうした大きな逆風に立ち向かい現在まで経営を続けてきた地元の商店街の皆さんの努力にも敬意を称して、さらには、一方的な消費活動ではなく、相互コミュニケーション型の消費活動を目指し、一番は、しーぶんを楽しみに、これからも地元商店街での買い物を率先していきたいと思います。
  


Posted by no-bu at 09:16Comments(1)日常の生活

悲喜交々(ひきこもごも)”バレンタインデー”

2012年02月11日

いよいよ例の日が来週やってくる。

カンの鋭くない方でも、そういわれるとピンとくるだろう。

そう、あの憎っくき“バレンタインデー”である。


















見栄っ張りで世間体を気にする“私みたいな”男性にとって、この日にチョコをもらえるかどうかは、すごく大事なことだった。

“だった”というのは、若いときに気にしていたということで、今現在はチョコなんてもらえようがそうでなかろうが、全く関係ない。

小学校の頃には、家に1つもチョコを持ち帰らない情けなさを隠すために、帰り道の売店で1つチョコを買って帰るということまでした…。ガ-ン

何であんな事までしたのかは、いまだ理解できないが、世の中の誰もが公認する“1年に一度の女性の告白のチャンス”で周囲が盛り上がっている状況から、一人ぽつんと取り残されてしまった寂しさの埋め合わせだったのだろうか。

学校現場でも早々と1月下旬あたりから、生徒の中にバレンタインの話題が上っていた。
あるクラスでは、もらえない人をなくすために、クラスの女生徒全員から男子全員にチョコをあげようという方法にしたらしい。

なんとも慈悲深いシステムである。
私が悩んだあの時代にこんなシステムがあったらありがたかったが…。

しかし、我がクラスにもこうしたシステムを取るクラスがあることを説明し、内々で女子に“ウチのクラスでもどう?”とすすめたのだが、おおかたOKをもらいはしたが…“えっ、嫌だ”あかんべーという強い拒絶反応も一方ではあった。

そうでもない人に“手渡し”でチョコをあげるのが嫌みたいだ。
その後は、クラス内ではその話題から極力避けるようにしてきたが、来週どうなる事やら…。

世の中の男子には、この日に恨み辛みを持つ者も多く、こんな歌まである。




さて、そもそも女性から意図する男性にチョコをあげるという日にバレンタインデーが位置づけられたのは、1958年のことである。
バレンタインデーがそのように位置づけられているのは、いたって日本的な事であり、商業主義に乗せられてしまっている事は、知る人ぞ知る事である。

1958年、新宿・伊勢丹の売り場で、メリーチョコレート会社が看板に手書きで「バレンタインセール」と書き、3日間のセールを行ったのが始まりといわれる。

しかし、最初は売れたチョコは30円の板チョコわずか5枚…。
大赤字に会社中がガックリした。

さて、前年の痛い失敗を活かすべく、メリーチョコレートがとった戦法は、ハート型のチョコをつくり、「女性から男性へ」のキャッチフレーズを掲げ売ること。

この作戦は見事、的中!

で、この商法に目を付けた大手の森永製菓が1960年にマスコミを通じて、バレンタインデーの宣伝を大々的にはじめた。
そして、各チョコレート会社も、それに追随…。

1970年代には “女性から男性へチョコを送る”バレンタインデーが定着する。



では、本来、バレンタインデーとは、どのような日なのだろうか?

バレンタインデーの起源は269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した聖バレンティヌスに由来する記念日であるとされる。

ウィキペディアによると、バレンタインデーの歴史は、ローマ帝国の時代にさかのぼるとされる。
「当時、ローマでは、2月14日は女神ユノの祝日だった。
ユノはすべての神の女王であり、家庭と結婚の神でもある。
翌2月15日は、豊年を祈願する(清めの祭りでもある)ルペルカリア祭の始まる日であった。

当時若い男たちと娘たちは生活が別だった。
祭りの前日、娘たちは紙に名前を書いた札を桶の中に入れることになっていた。
翌日、男たちは桶から札を1枚ひいた。
ひいた男と札の名の娘は、祭りの間パートナーとして一緒にいることと定められていた。そして多くのパートナーたちはそのまま恋に落ち、そして結婚した。

ローマ帝国皇帝クラウディウス2世は、愛する人を故郷に残した兵士がいると士気が下がるという理由で、ローマでの兵士の婚姻を禁止したといわれている。

キリスト教司祭だったウァレンティヌス(バレンタイン)は秘密に兵士を結婚させたが、捕らえられ、処刑されたとされる。

処刑の日は、ユノの祭日であり、ルペルカリア祭の前日である2月14日があえて選ばれた。
ウァレンティヌスはルペルカリア祭に捧げる生贄とされたという。
このためキリスト教徒にとっても、この日は祭日となり、恋人たちの日となったというのが一般論である。」




このように歴史をたどると、この日が男女の愛の誓いの日になったという事は納得のいくことで、欧米では花やケーキ、カードなどを恋人に(男女相互に)贈ることになっている。
これと対比して、いかに日本のバレンタインデーが本来のものからかけ離れたものになっているのかがよく分かるだろう。

こうした日本と欧米のバレンタインデーの違いを映像で理解するのに適していると言えば、2010年に公開された『プリティー・ウーマン』のゲイリ・マーシャル監督による作品

『バレンタインデー』

2009年 アメリカ映画 原題「VALENTINE'S DAY」
監督:ゲイリー・マーシャル
出演:アシュトン・カッチャー、ジェシカ・アルバ、ジェシカ・ビール、他


























バレンタインデーという日に絡む15の物語を絶妙なタッチで最終的に交錯させる素敵な作品。結構、評価が低い人もいるけど、私は好きな作品でDVDも購入しました。

内容は、いたってシンプル…。




一緒に暮らす恋人に、朝一番でプロポーズをした花屋を営む男。
笑顔で婚約指輪を受け取った彼女は、彼が出かけた後に、なぜか部屋の荷物をまとめ始める…。
飛行機でたまたま隣り合わせた男女。
男は洗練された物腰が魅力的な30代。
女は11ヶ月ぶりに一晩だけ、LAでの滞在許可が出た軍人。
会話を交わすうちに惹かれ合う二人だが、共に目的地には意外な人が待っている…。
理想の男性と出会い、幸せいっぱいの小学校教師。
仕事で出張に行く彼をこっそり追いかけると、彼は飛行場ではなく、秘密の場所へと向かっていた…。
結婚50年を過ぎても変わらぬ愛を誓い合う夫婦。
だが、よりによってこの日に、妻は夫に重大な告白を始める…。
有名アメフト選手のマネージャーをする女は、今年も開催予定の“バレンタインデーなんか大嫌いだ!パーティ”の参加者がまだゼロと知り焦る。
そんな彼女に近づくスポーツキャスターは、彼女がバレンタインデーを嫌う本当の理由を知った時から、彼女の存在が気になり始め…。(goo映画より)

といった感じ…。
気になった方は、作品を鑑賞下さい。

で、この作品を通して、日本とはこの辺が同じ、ここが違うということがよく分かりますよ。

「評価 ★★★★★ ★★★★☆ 90点」

さーて、今年こそは、事前にチョコを妻に予約しておこうかな。
実は、結婚して10年になるが、いまだチョコをもらった記憶がない…。
バレンタインデーが終わった後、「今年もなかった…」とぼやくと、「だって甘いもの好きじゃないでしょ!だからだよ…」とはぐらかされる。
毎年、同じ会話なんですけど…。
  


Posted by no-bu at 16:01Comments(0)日常の生活

ストレスは何で発散するか?

2012年02月10日

ストレスは、何で発散するか?

いろいろな解消方法があると思います。

音楽を聴いてリラックスするとか、スポーツで汗を流すとか、おいしい物を食べる、ゆっくりお風呂に入る、カラオケで歌いまくる、大きな声で叫んでみる……etc。

私もカラオケやお酒を飲んでワイワイしたり、スポーツなどもしますが、たまーに”衝動的に”ストレス解消として買い物を選択したりします。

さて、今回、新聞をひらいたら、某ゴルフショップのセールの記事発見!

これは……!!!

朝からひらめきました。

SHOPへGO!

ゲットした商品の数々を紹介します。

























まず、getしたのが、アディダスのアウター。
定価¥13,500

今回は、同じモデルの「ホワイト/サントリーニ」、「ブラック/ディアズ」、「ユニバーシティレッド」を三点買い!

何と、今回、この商品、SALEで一着税込み、ナント¥1990!!!

そして、次はパンツをget!



























これまた、アディダスのパンツ、「シャンブレー Lポケットパンツ」の「ゾーン」と「ネイビー」の2本と「パフォーマンスウインドブロックパンツ」の「ブラック」の合計3本をget!





























この商品もセール商品でナント「シャンブレー Lポケットパンツ」が税込み定価「¥9,975」のところ、1本¥1990!!!
「パフォーマンスウインドブロックパンツ」の「ブラック」が税込み定価「¥12,600」のところ、1本¥1990!!!

合計、アウター3着、パンツ3本で、合計¥11,940なり!!!

定価の合計が¥73,500ですから、かなり安い買い物かと……。

あーーーー楽しかった。

また、嫁には”アホ”呼ばわりされると思いますが、楽しかったらそれで良い!!!

得した感があったらそれで良い!!!

みなさんは、何でストレス解消しますか???

買い物好きな方にステキな報告がありますよ。


ショッピング好きのそこのあなたに朗報である。
なんとよく買い物に行く人ほど長生きしやすいらしいのだ。
買い物がもたらす長寿効果はジムに通うより高いらしく、まさにこれはショッピング好きにとってはたまならないニュースである。

これを発表したのは国家衛生研究院のイ・フン・チャン博士を中心とする研究員たちで、彼らは台湾で一人暮らしをしていた65歳以上の高齢者、1841人を対象に調査を行った。

研究員たちは1999年から2008年の間に台湾で死亡した人たちのデータをもとに、1841人がいつまで生きていたかを調べ、彼らの買い物頻度が寿命にどう影響したかについて分析した。

すると、毎日買い物に行っていた人はあまり買い物に行ってなかった人と比べて、1999年から2008年の間の死亡率が27パーセント低いことが分かった。

男女別で見ると、毎日買い物に行く女性はあまり買い物に行かない女性と比べて、その期間の死亡率が23パーセント低く、男性の場合は28パーセント死亡率が低かった。そう、ショッピングがもたらす長寿効果は、男性の方が高いのだ。

今回の結果を受けて、研究員たちは「あまり食べ物を買いに行かない高齢者の方は、健康を維持するのに必要な食事の質を確保できないのかもしれません。低頻度の買い物と不十分な食事の間で起こる悪循環は、高齢者の場合、ますます加速していくことでしょう」と述べ、買い物の頻度の低さが食事の質に悪影響を与えていることを危惧した。

また、今回発表された研究結果の中では「買い物する場所で人と触れ合ったり、他人を観察したりすることは、社会的かつ精神的利益をもたらします。
そしてやる気と、時にプロの指導を必要とするきちんとした運動に比べて、買い物に出かけるというのはより簡単に行え、より長続きしやすいものです」とも述べられている。

人を長生きさせてくれる買い物。その効果は男性の方が高いことを考えると、ショッピング嫌いな男性は、ぜひこの機会に買い物に出かけ、どんどん元気になってほしい。

『ロケットニュース』より
  


Posted by no-bu at 14:18Comments(0)日常の生活

好敵手

2012年02月05日











好敵手とは、いわゆる、ライバルのことを指す。

今日は、KBC杯二日目。

我がY高校は、N高校Bチームと対戦。

一回戦での反省点をもとに、鋭いディフエンスからトライを奪うことができたが、総合力に上回るNチームの前に涙をのんだ。

課題となったディフェンスで、かなりの部分で改善できたが、やはりコミュニケーション不足とエリアマネージメントの能力の差が大きかったと思う。

今回の試合で三年生は、完全に引退してしまうが、部員の少ない中、よく地道に三年間、練習を続けてきた彼らの姿に何度も心を打たれた。
この三年間経験が絶対に今後の人生に必ず生きてくると思う。
あなたたちのラグビーに対する真摯な姿に敬意を表します。
本当にお疲れ様でした。

さて、私は、本日のN高校AチームとG高校のいわゆる”ライバル”同士の決戦のマネージメントを任された。

両チームは、今年度、ほぼ互角の力を持ち、互いにしのぎを削ってきたライバル同士である。

試合開始前から、僅差で緊迫したゲームになることは予想していたが、お互いに良くラグビーを知っており、反則数も少なくボールが良く動く試合となった。

このような試合で笛が吹けると言うことは、レフリー冥利につきる。

いかに、試合の流れを止めないように、お互いが理想とするゲーム、パフォーマンスができるよう心がけた。

選手とのコミュニケーションの取り方という点で反省する点が多かったが、当初の目的である”流れるゲーム”づくりはできたのではないかと思う。

しかし、一つだけ残念なことがあった…。

最初に”好敵手”と書いたのには意味がある。

好敵手とは、何らかの競争関係において、好ましい状態変化を促す存在である。

拮抗した競争相手が存在することで、各々の選手が自身の技や身体能力を鍛えあい、より良い結果を目指し努力し、結果を残すことができる。

当然ながら、そのような相手があるからこそ、自分自身やチーム力の向上があるわけで、そうした相手に対しては、”敬意”と”誠意”が必要だと思う。

しかしながら、今日の試合には”一部”それに欠けている部分があったと感じた。

それは、トライ後のコンバージョンの場面。

通常は、各チームにはしっかりしたキッカーが存在する。

当然、拮抗した試合になればなるほど、トライ後のコンバージョンの2点は、かなりの重みを持つ。

しかし、今回の試合。確かに”祭り”という名前が大会名に入ってくるのだが、登場するキッカーがかなりいい加減すぎた。

いい加減などころか、半分”記念”、”おふざけ”的な部分がかいま見られた。

そういう部分で、ライバルに対する”敬意”が不足していると強く感じた。

ラガーに最も大切な部分ではないかと思う。

我々、指導者はそのような部分での心の指導をもっと大事にしなければとつく続く感じた。

  
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Posted by no-bu at 18:42Comments(0)日常の生活

ライフプランニングしてますか?

2012年01月24日

今日は、一日しごとをお休みします。

体調不良とか言うわけではありません。

住宅ローンの借り換えの手続きをしに“みずほ銀行”さんに行ってきます。

“みずほ銀行”さんといえば、三大メガバンクの一つで本土ではその支店はいたるところにあるのですが、沖縄には那覇市の県庁前のくもじ交差点に1店舗のみ。
人によっては、なぜそんな沖縄に支店が1つしかない銀行に借り換えに行くの?
入金やら返済やら逆に大変じゃないの?
と思われるかも知れません。

実際、私もそう思っていました。

しかし、実際には違うんですね。
一端、通帳をつくってしまえば、入金はコンビニでできるし、繰り上げ返済などの支払いもネットですべて事済むようになっているのですね。

さて、私たち夫婦は共働きでともに安定した仕事に就いています。
年収もそこそこあり、念願の持ち家も3年前に建て、周囲から見るとかなり安定した暮らしをしているように見えるでしょう。

しかし、現実は違います。

日々のローン返済、保険の支払い、その他、学生の時に借りた奨学金の返済などなど。
なかなか貯蓄もできないし、ローンも退職後まで返済し続けなければならない。
そこに加えて年金問題などのニュースもあり、最近、すごく自分の(家族の)今後の生活、老後の生活に対して見通しがかなり暗くなっていました。

そんな不安を抱えているある日、かつての同僚とゴルフのラウンド中、その話をすると、「いい人紹介しますよ。絶対にその悩みすぐに解決しますよ!」とFPの高橋さんを紹介されました。
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Posted by no-bu at 07:20Comments(0)日常の生活

あけましておめでとうございます

2012年01月06日

みなさま、あけましておめでとうございます。
大変ご挨拶が遅れ失礼いたしました。
わたくしno-buは、年末からこの正月休みにかけ、いままでできなかった家の掃除に大忙し、年始回りに大忙しでパソコンに向かう暇がありませんでした。で、皆さんへのご挨拶も今に…。
今日から、始業式。
また、忙しい日々が始まります。
今年も少しづつ、自分の好きなことを中心に書いていきたいと思います。
今年もよろしくお願いします。
  

Posted by no-bu at 06:46Comments(0)日常の生活

復活します!

2007年03月04日

以前、「山原ひぐま」として開設していましたが、とある事情でしばらくお休みしておりました。

正直、「毎日更新」を目標にやっていたので精神的に自分自身で追い込まれていたという部分もありますが…(^^;)

これからは、以前同様、日々思ったことや感じたこと、料理のことやお気に入りの食べ物・お店などについて綴っていきたいと思います。(映画だけについては、別ブログになっています。映画のお好きな方は、そちらもよろしくお願いします。)

以前、訪問してくださっていた方々、これから新しく訪問してくださる方々ともども末永いおつきあいをよろしくお願いします。
  

Posted by no-bu at 13:45Comments(9)日常の生活