マスカレード・ホテル
2011年12月15日
東野圭吾「マスカレード・ホテル」を読み終えた。
「あらすじ」★ネタバレ注意★
高級ホテルである「ホテルコルテシア東京」で連続予告殺人事件が起きた。そこでこの事件を追いかけていた警視庁の刑事・新田浩介が同ホテルの従業員に扮し、フロントスタッフの女性・山岸尚美とともに連続殺人事件の謎を探る。 事件は東京都内で起きた3件の殺人事件現場に残されたある数列の暗号から始まる。その暗号から3つの殺人事件は連続殺人事件として捜査され、捜査本部によって次なる第4の殺人は「ホテル・コルテシア東京」で起こると推測される。そこで第4の殺人を未然に防ぐ為、潜入捜査の一環として数名の捜査員がホテル内に配置され、ホテルマンに扮した捜査員は捜査のみならず、ホテルマン業務にも奮闘する事を強いられる。その捜査員の内の一人が、捜査一課刑事・新田浩介である。新田浩介の補佐として、優秀なフロント・クラークの山岸尚美がホテル側から任される事に。潜入捜査が始まった段階では衝突の多い2人。だがしかし、時間が経過していくと共にホテルマンとして、時には捜査員としての目線を互いに共有しながら日常起こるホテル内での悲喜交々の出来事に対峙していくうち、二人の間には信頼に値する関係が出来上がる。そして、捜査本部がこれまでにない厳戒体制を敷いた、ある特別な1日が始まる――― 新田浩介の、捜査員としてだけではなく一人の人間としての成長、そして山岸尚美の頑なにも見える態度から新田を理解しようと変化していく様も物語に色を加える。
好きな人はかなりの数彼の作品を読んでいる事だと思うが、私は「白夜行」(これは映画も良かった)「容疑者Xの献身」に次いで、3冊目。どちらかというと「白夜行」などと比べると、かなりソフトで、少し物足りないと感じる部分もあるかな?という感じ。しかし、すごく読みやすく、東京の一流ホテルに事件の捜査の為に、警官が派遣されホテルマンに扮して警備をするのだが、その過程で、ホテルのカスタマーサービスのあり方やクレーマーへの対応のあり方などが詳細に描かれており、その対応のあり方が職種は違えど、かなり参考になった。最初は、人選された事が納得いかなかった刑事が、教育係である女性とのやり取りの中で、一人のホテルマンとして成長していく過程がまた読んでいて楽しかった。評価「★★★★☆」80点です。
詳しくは、こちらをクリック!
「あらすじ」★ネタバレ注意★
高級ホテルである「ホテルコルテシア東京」で連続予告殺人事件が起きた。そこでこの事件を追いかけていた警視庁の刑事・新田浩介が同ホテルの従業員に扮し、フロントスタッフの女性・山岸尚美とともに連続殺人事件の謎を探る。 事件は東京都内で起きた3件の殺人事件現場に残されたある数列の暗号から始まる。その暗号から3つの殺人事件は連続殺人事件として捜査され、捜査本部によって次なる第4の殺人は「ホテル・コルテシア東京」で起こると推測される。そこで第4の殺人を未然に防ぐ為、潜入捜査の一環として数名の捜査員がホテル内に配置され、ホテルマンに扮した捜査員は捜査のみならず、ホテルマン業務にも奮闘する事を強いられる。その捜査員の内の一人が、捜査一課刑事・新田浩介である。新田浩介の補佐として、優秀なフロント・クラークの山岸尚美がホテル側から任される事に。潜入捜査が始まった段階では衝突の多い2人。だがしかし、時間が経過していくと共にホテルマンとして、時には捜査員としての目線を互いに共有しながら日常起こるホテル内での悲喜交々の出来事に対峙していくうち、二人の間には信頼に値する関係が出来上がる。そして、捜査本部がこれまでにない厳戒体制を敷いた、ある特別な1日が始まる――― 新田浩介の、捜査員としてだけではなく一人の人間としての成長、そして山岸尚美の頑なにも見える態度から新田を理解しようと変化していく様も物語に色を加える。

詳しくは、こちらをクリック!
★Face bookもよろしく!→http://www.facebook.com/#!/hironobu.higa
Posted by no-bu at 20:25│Comments(0)
│読書
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。