山原ひぐま

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」岩崎夏海、ダイヤモンド社、２００９年
























以前、高校生がしきりに「もしドラ」と連呼している時期があり、感想として「おもしろい」を繰り返していたので、いつかは読まなければと思っていましたが…。
書店に並べられている本の表紙をみるとどうしても￥１６００出して買う気になれなくて…。
たまたま寄った図書館にあったので、暇つぶしに読んでみました。集中して読むと１時間かからずに読めるかな。
まあ、巷で評判になり参考にされる、いわゆる経済学・経営学の名著と呼ばれるもの〜このドラッガーの『マネジメント』もそうですが〜は、基本的に難しくとっつきにくいものが多いように感じます。（私も何度も中途半端に読んで、挫折しています）
そういった「難しさ」を感じる名著にあたるまえに、その名著のエッセンスを感じるためのとっかかりをつくるという意味では、この本は大きな意味を持っているとは思います。が…、簡単に斜め読みで１時間で読み終えてしまうほど、字間はスカスカだし、色々な場面であまり良い評価を受けていないように、内容もイマイチと感じました。
作者に失礼ですが、買わなくて良かったです。

評価 ★★☆☆☆ ４０点

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