イン・ハー・シューズ

2012年09月16日

人として愛されること、1人の人間として大事にされ認められること、あなたは他人にはないあなたの良さがあるというメッセージをもらうこと。
そうした過程を通して、人は自分自身に自信が持て、自分を好きになることができ、そのことで人に優しくなれ、そして人とつながることができるんだということを確認させてくれる作品。
それが「イン・ハー・シューズ」だった。


弁護士として活躍するが、自分の容姿にコンプレックスを持つ姉のローズ。
とは反対に、グラマラスなルックスを持つが難読症でキャリアも資格も学歴もないマギー。
マギーのあまりに適当な行動に、義理の母親にも嫌われ愛想を尽かされ家を追い出されたマギー。そんな彼女を姉のローズは、仕方なく自宅に引き取る事になっることになった。


しかし、一緒に暮らし始めた姉妹の間に色々なトラブルが生まれ、最後には、妹のローズは家を追い出されてしまう。
そんな中、ローズは、最近まで存在さえ知らなかった祖母エラの住むフロリダへ向かう。
孫娘の突然の訪問に喜ぶのもつかの間、マギーの奔放さに辟易したエマは、彼女を老人たちの施設で働かせることにする。
そこでマギーは、新たな自分を発見していく。盲目の元大学教授とのやりとりの中で彼女が新しい自分を発見していくやり取りがとても素敵だった。
姉妹の愛憎、葛藤、つながりがとてもうまく絡み合いながら表現されている作品だと思う。

総合評価「80点」



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