映画「アウェイク」(洋画)
2012年03月28日
いきなりのカミングアウトですが、わたし“全身麻酔”だ~~~い好きなんです。
次第に眠くなりますからって言われ、1・2・……って、3も数えないうちに、あの手術室の照明がボーッとしていくあの気持ちよさ、何度味わっても良いくらいです。
でも、麻酔に関しては、本人がしっかり認識・判断できる年齢になると、本人に対しても前もって危険性に関する説明ならびにそれに関する同意も取られます。当然ながら、これは万全を期していんですが、万が一のための説明です。
私も何度となくその説明を受けているのですが、その時は、ふ~~ん、危険性が0ではないので、ある意味覚悟も必要だなと思い、少し緊張しながら説明を聞いています。
が…、結局、何ともなく、気持ち良い経験だけがメインになりますので、説明の内容のあまり細かい部分って覚えていないんです。
で…、いきなりですが、術中に麻酔が覚めてしまうという“術中覚醒”の件に関しては、説明があるのでしょうか?
興味本位で、以前から、手術中に麻酔が覚めてしまったらどうなるんだろう?って考えたことあったのですが、まれに(0.2%)あるんですねそんなことが…。
で、今回はその“術中覚醒”をテーマにした作品です。

「アウェイク」
監督:ジョビー・ハロルド
出演:ヘイデン・クリルテンセン、ジエェシカ・アルバ、テレンス・ハワード、レナ・オリン、クリストファー・マクドナルド、サム・ロバーズ
本作は、“術中覚醒”(アネセシア・アウェアネス)状態に陥った男性の苦痛と、その彼に襲いかかる過酷な運命を描いています。
若き経営者・クレイトンを演じるのは、「スター・ウォーズ」シリーズのヘイデン・クリステンセン。手術中に覚醒し、身動きできないままで激痛を感じ、意外な事実を知るという役を演じています。

クレイトンの恋人・サムを演じるのは、『マチェーテ』のジェシカ・アルバ。
相変わらずのセクシーさで、別な意味で、私は主演のクレイトンよりも、彼女に集中してしまいました。
さて、クレイトンは、作品中NYの大財閥の跡取り息子であります。
若くてハンサムな億万長者。欲しい物をすべて持ち合わせる、誰もが羨むような存在です。
そんな彼がきれいで優しいメイドに恋をした。美男美女のカップル。
そんなところから話が始まります。
で、昼ドラのようですが、全てを順風満帆でいかせると面白くないので、ここで決まって登場するのが、邪魔者です。だいたいは、その金持ちの口やかましい母親です。
夫に先立たれたあと、会社の実権を握り、息子を溺愛しております。
当然ながら、彼女は、それ相応の相手とのおつきあいをのぞんでいますし、結婚にはまだ早いと考えています。ですから、彼女がメイドとの結婚を認めてくれる可能性はゼロ。
すべての物を手に入れ、他には何も要らない、何不自由ないと思われているクレイトンの目下の悩みは、母親に彼女との結婚を認めてもらうこと…。
さて、二人の恋の行く末は…。
さて、何もかも満たされていると思わせといて、もう一つクレイトンは、問題を抱えています。そうでなければ、話は全然おもろくありません。
それは、彼が心臓疾患を抱えているということ。
時折、極度に昂奮したりすると、痛みが生じうずくまったりしてしまいます。
クレイトンの心臓疾患は、結構な重傷で、そのままでいると余命は…という状態。
そこで、クレイトンは、いずれ心臓の移植手術を受けることになっています。
息子を溺愛する母親は、万が一のことを考え、その道のエキスパートに彼の状態管理、手術をと考えますが、彼はそれを拒否します。
それは、彼の主治医の人柄と彼との精神的な深い繋がりによるものです。
彼は、人を包み込むような非常に温厚でやさしい人物、いつもクレイトンの話し相手になり、悩みを聞き、アドバイスを送ってくれます。

そんな彼のアドバイスは、「手術の前に彼女と結婚しろ。母親もいつかは分かってくれる」というもの。そんな彼のアドバイスを受け入れ、彼は、強固な反対を押し切り、彼女との結婚を選びます。
さて、ここまできて、皆さんどうですか?全く、この話、面白くなさそうですよね。
まさに、ありがちな昼ドラのよう。
違うんです。ここからが、少しずつ面白くなってくるんです。
それは、見てからのおたのしみです。
この作品、私は嫌いな方ではないのですが…。
実は、この作品、第28回ゴールデンラズベリー賞で最低主演女優賞と最低スクリーンカップル賞にノミネートされたようなんです。
どうしてでしょうか…。
「評価 ★★★★★ ★★☆☆☆ 70点」
(あらすじ)
亡き父から大会社を継いだクレイトン(ヘイデン・クリステンセン)は、秘書サム(ジェシカ・アルバ)との身分違いの恋を母リリス(レナ・オリン)に打ち明けられず、サムからは結婚を懇願されるという板挟みの状態だった。
その上、すぐにも移植手術が必要な心臓疾患を抱えていた。
友人の心臓専門医ジャック(テレンス・ハワード)は、クレイトンの珍しい血液型に適合するドナーを探すために奔走している。
ジャックを信頼しているクレイトンは、恋の悩みも打ち明けていた。
クレイトンはジャックに背中を押され、母の反対を押し切り、サムと二人だけで結婚式を挙げる。
奇しくもその夜、ドナーが見つかったとジャックから連絡が入る。
クレイトンがサムに付き添われ病院へ行くと、リリスが心臓医療の権威ナイヤー医師を連れていた。
医療ミス疑惑でいくつかの訴訟を抱えているジャックに、一人息子の手術を任せられないとリリスは訴えるが、クレイトンはジャックの腕に委ね、手術室へ運ばれていく。
全身麻酔が施され、クレイトンの感覚は鈍っていくが、なぜか意識だけは目覚めたままだった。全身に電流のように激痛が走る。
さらにクレイトンは、心もズタズタにされる衝撃の事実を知らされる。
次第に眠くなりますからって言われ、1・2・……って、3も数えないうちに、あの手術室の照明がボーッとしていくあの気持ちよさ、何度味わっても良いくらいです。
でも、麻酔に関しては、本人がしっかり認識・判断できる年齢になると、本人に対しても前もって危険性に関する説明ならびにそれに関する同意も取られます。当然ながら、これは万全を期していんですが、万が一のための説明です。
私も何度となくその説明を受けているのですが、その時は、ふ~~ん、危険性が0ではないので、ある意味覚悟も必要だなと思い、少し緊張しながら説明を聞いています。
が…、結局、何ともなく、気持ち良い経験だけがメインになりますので、説明の内容のあまり細かい部分って覚えていないんです。
で…、いきなりですが、術中に麻酔が覚めてしまうという“術中覚醒”の件に関しては、説明があるのでしょうか?
興味本位で、以前から、手術中に麻酔が覚めてしまったらどうなるんだろう?って考えたことあったのですが、まれに(0.2%)あるんですねそんなことが…。
で、今回はその“術中覚醒”をテーマにした作品です。

「アウェイク」
監督:ジョビー・ハロルド
出演:ヘイデン・クリルテンセン、ジエェシカ・アルバ、テレンス・ハワード、レナ・オリン、クリストファー・マクドナルド、サム・ロバーズ
本作は、“術中覚醒”(アネセシア・アウェアネス)状態に陥った男性の苦痛と、その彼に襲いかかる過酷な運命を描いています。
若き経営者・クレイトンを演じるのは、「スター・ウォーズ」シリーズのヘイデン・クリステンセン。手術中に覚醒し、身動きできないままで激痛を感じ、意外な事実を知るという役を演じています。

クレイトンの恋人・サムを演じるのは、『マチェーテ』のジェシカ・アルバ。
相変わらずのセクシーさで、別な意味で、私は主演のクレイトンよりも、彼女に集中してしまいました。
さて、クレイトンは、作品中NYの大財閥の跡取り息子であります。
若くてハンサムな億万長者。欲しい物をすべて持ち合わせる、誰もが羨むような存在です。
そんな彼がきれいで優しいメイドに恋をした。美男美女のカップル。
そんなところから話が始まります。
で、昼ドラのようですが、全てを順風満帆でいかせると面白くないので、ここで決まって登場するのが、邪魔者です。だいたいは、その金持ちの口やかましい母親です。
夫に先立たれたあと、会社の実権を握り、息子を溺愛しております。
当然ながら、彼女は、それ相応の相手とのおつきあいをのぞんでいますし、結婚にはまだ早いと考えています。ですから、彼女がメイドとの結婚を認めてくれる可能性はゼロ。
すべての物を手に入れ、他には何も要らない、何不自由ないと思われているクレイトンの目下の悩みは、母親に彼女との結婚を認めてもらうこと…。
さて、二人の恋の行く末は…。
さて、何もかも満たされていると思わせといて、もう一つクレイトンは、問題を抱えています。そうでなければ、話は全然おもろくありません。
それは、彼が心臓疾患を抱えているということ。
時折、極度に昂奮したりすると、痛みが生じうずくまったりしてしまいます。
クレイトンの心臓疾患は、結構な重傷で、そのままでいると余命は…という状態。
そこで、クレイトンは、いずれ心臓の移植手術を受けることになっています。
息子を溺愛する母親は、万が一のことを考え、その道のエキスパートに彼の状態管理、手術をと考えますが、彼はそれを拒否します。
それは、彼の主治医の人柄と彼との精神的な深い繋がりによるものです。
彼は、人を包み込むような非常に温厚でやさしい人物、いつもクレイトンの話し相手になり、悩みを聞き、アドバイスを送ってくれます。

そんな彼のアドバイスは、「手術の前に彼女と結婚しろ。母親もいつかは分かってくれる」というもの。そんな彼のアドバイスを受け入れ、彼は、強固な反対を押し切り、彼女との結婚を選びます。
さて、ここまできて、皆さんどうですか?全く、この話、面白くなさそうですよね。
まさに、ありがちな昼ドラのよう。
違うんです。ここからが、少しずつ面白くなってくるんです。
それは、見てからのおたのしみです。
この作品、私は嫌いな方ではないのですが…。
実は、この作品、第28回ゴールデンラズベリー賞で最低主演女優賞と最低スクリーンカップル賞にノミネートされたようなんです。
どうしてでしょうか…。
「評価 ★★★★★ ★★☆☆☆ 70点」
(あらすじ)
亡き父から大会社を継いだクレイトン(ヘイデン・クリステンセン)は、秘書サム(ジェシカ・アルバ)との身分違いの恋を母リリス(レナ・オリン)に打ち明けられず、サムからは結婚を懇願されるという板挟みの状態だった。
その上、すぐにも移植手術が必要な心臓疾患を抱えていた。
友人の心臓専門医ジャック(テレンス・ハワード)は、クレイトンの珍しい血液型に適合するドナーを探すために奔走している。
ジャックを信頼しているクレイトンは、恋の悩みも打ち明けていた。
クレイトンはジャックに背中を押され、母の反対を押し切り、サムと二人だけで結婚式を挙げる。
奇しくもその夜、ドナーが見つかったとジャックから連絡が入る。
クレイトンがサムに付き添われ病院へ行くと、リリスが心臓医療の権威ナイヤー医師を連れていた。
医療ミス疑惑でいくつかの訴訟を抱えているジャックに、一人息子の手術を任せられないとリリスは訴えるが、クレイトンはジャックの腕に委ね、手術室へ運ばれていく。
全身麻酔が施され、クレイトンの感覚は鈍っていくが、なぜか意識だけは目覚めたままだった。全身に電流のように激痛が走る。
さらにクレイトンは、心もズタズタにされる衝撃の事実を知らされる。
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Posted by no-bu at 12:48│Comments(0)
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