SAYURI
2012年09月16日
TUTAYAでDVDなに借りようか悩んでいる時に、いつも目にとまる気になる作品があったんです。
日本映画っぽいけど、作品名が英語だし…。
いったいどんな作品なんだろう?って…。
「ストーリー」
貧しい漁村に生まれ、9歳で花街の置屋に売られた少女・千代。そこには、千代と同じ境遇のおカボという少女と、花街一の売れっ子芸者、初桃がいた。下働きの辛さと、初桃の執拗ないじめに希望を見失いかけていた千代に、ある時、“会長”と呼ばれる立派な紳士が優しく声を掛ける。この一瞬の出会いが千代に確かな希望をもたらした。以来、芸者になって会長さんにもう一度逢いたいと夢見る千代。15歳の時、そんな千代に転機が訪れる。一流の芸者、豆葉が千代を芸者として育てたいと申し出たのだった。そして、豆葉の厳しい指導の末に千代は芸者“さゆり”となり、やがて花街一の芸者へと花開いていくのだった…。
米国人が書いた原作をさらに米国人の目を通した芸者の世界で表現した作品です。
映像は、とにかく素敵でした。
「
日本美
」の世界をうまく表現できていると思います。
No-buは、こんな作品好きです。
しかし、この作品は、多くの方が「時代考証」や「史実」にこだわって、あまり良い評価をしていません。
でも、この作品の原作となっているのは、アメリカ人から見た戦前の祇園の裏話ですから、それ以上でもそれ以下にもならないということを前置きとして理解した上で、見る映画かなという気がします。
監督だって、撮影を始める前に、渡辺謙らの日本人の役者に、「この作品は史実を正確に捉えるものでなくファンタジーである」と前置きした上で、始めたそうですから。
そいった事情もわかった上で、とりあえず無い物ねだりを承知でいえば、もう少し渡辺謙の演じる会長の心の機微もう少し細かく描いていれば、良かったかなという気がします。
それにしても、渡辺謙は登場シーンこそあまり多くはないのですが、存在感があります。
話は変わりまして、no-buは、SAYURIの少女時代を演じる大後寿々花ちゃんの「吸い込まれるような素敵な瞳」に本当に引き寄せられてしまいました。
そして、そのまま作品の中に引き込まれていった感じがします。
「水の性」がでているっていっていましたが、本当にそうだと思います。
その他の作品の見どころとしては、「女性の嫉妬と恨みそして妬み
」といったところでしょうか。
初桃の芸者としての嫉妬、おカボの昔の恨み。
この辺のことってすごくリアルじゃないですか~。
別に女性に限ったことではないですが、小学校の頃にクラスで対立する2つのグループがあったんですが、その対立に巻き込まれたのを思い出しました。
思い出すのも嫌なので詳細についてはふれませんが、当時、小学生で何もわからない子どもだったんですが、すでにあの歳でドロドロとした妬みや嫉妬の世界ってありましたもんね~。
やっぱ女の世界は怖いです。
公式サイト→http://www.movies.co.jp/sayuri/
「総合評価 ★★★★☆85点」
日本映画っぽいけど、作品名が英語だし…。
いったいどんな作品なんだろう?って…。
「ストーリー」
貧しい漁村に生まれ、9歳で花街の置屋に売られた少女・千代。そこには、千代と同じ境遇のおカボという少女と、花街一の売れっ子芸者、初桃がいた。下働きの辛さと、初桃の執拗ないじめに希望を見失いかけていた千代に、ある時、“会長”と呼ばれる立派な紳士が優しく声を掛ける。この一瞬の出会いが千代に確かな希望をもたらした。以来、芸者になって会長さんにもう一度逢いたいと夢見る千代。15歳の時、そんな千代に転機が訪れる。一流の芸者、豆葉が千代を芸者として育てたいと申し出たのだった。そして、豆葉の厳しい指導の末に千代は芸者“さゆり”となり、やがて花街一の芸者へと花開いていくのだった…。
米国人が書いた原作をさらに米国人の目を通した芸者の世界で表現した作品です。
映像は、とにかく素敵でした。
「


No-buは、こんな作品好きです。
しかし、この作品は、多くの方が「時代考証」や「史実」にこだわって、あまり良い評価をしていません。

でも、この作品の原作となっているのは、アメリカ人から見た戦前の祇園の裏話ですから、それ以上でもそれ以下にもならないということを前置きとして理解した上で、見る映画かなという気がします。
監督だって、撮影を始める前に、渡辺謙らの日本人の役者に、「この作品は史実を正確に捉えるものでなくファンタジーである」と前置きした上で、始めたそうですから。
そいった事情もわかった上で、とりあえず無い物ねだりを承知でいえば、もう少し渡辺謙の演じる会長の心の機微もう少し細かく描いていれば、良かったかなという気がします。
それにしても、渡辺謙は登場シーンこそあまり多くはないのですが、存在感があります。
話は変わりまして、no-buは、SAYURIの少女時代を演じる大後寿々花ちゃんの「吸い込まれるような素敵な瞳」に本当に引き寄せられてしまいました。
そして、そのまま作品の中に引き込まれていった感じがします。
「水の性」がでているっていっていましたが、本当にそうだと思います。
その他の作品の見どころとしては、「女性の嫉妬と恨みそして妬み

初桃の芸者としての嫉妬、おカボの昔の恨み。
この辺のことってすごくリアルじゃないですか~。
別に女性に限ったことではないですが、小学校の頃にクラスで対立する2つのグループがあったんですが、その対立に巻き込まれたのを思い出しました。
思い出すのも嫌なので詳細についてはふれませんが、当時、小学生で何もわからない子どもだったんですが、すでにあの歳でドロドロとした妬みや嫉妬の世界ってありましたもんね~。
やっぱ女の世界は怖いです。

公式サイト→http://www.movies.co.jp/sayuri/
「総合評価 ★★★★☆85点」
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Posted by no-bu at 22:42│Comments(0)
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