バトル・シップ
2012年09月29日
“ユニバーサル映画が100周年を記念して放つアニバーサリー大作”っていう触れ込み。
絶対に見たくなりますよね、映画好きなら誰しも…。
そうそう、今まで何度もそういう触れ込みでだまされ続けてきた私ですが、どうしても、“もしかしたら…”という淡い期待がこみ上げてしまうのです。
基本的には、“どうせあたらない”と高を括っているものの、裏腹に“もしかしたら…”と思いつつ購入する宝くじと一緒ですね。
そうそう、この作品、『マイティ・ソー』でハリウッドに進出した浅野忠信が主役級の役どころで出演していることでも、かなりアピールされているし、話題を呼んでいますね。
先に言っておきますが、ただいま沖縄地方は台風。
この記事を書きながら、三度ほど、停電しかけています。
停電するか、記事の投稿がさきか…。
この作品のバトルよりも、こっちの方のバトルが面白いかも!
さて、台風の時の時間をつぶすために、何も考えずに見れる作品が重宝します。
これは、それに打って付けの作品かもしれません。
「バトルシップ」(原題:BATTLESHIP)
監督・製作:ピーター・バーグ
出演:テイラー・キッチュ、アレクサンダー・スカルスガルド、リアーナ、ブルックリン・デッカー、浅野忠信、リーアム・ニーソン、ジェシー・プレモンス、グレリー・D・ガドソン、ハミッシュ・リンクレイター、他
映画が始まるや否や、説明の中で“地球外生命体を探すために、今までよりも5倍強い電波を発信するビーコンプロジェクト”の開始についての説明の後、次のような字幕…。
「例えば地球外生命体がコロンブスで、俺たちが先住民だったら?」
なんてわかりやすい作品(笑)
要するに、人類の長い歴史の中で起こったことが、いま、宇宙人と地球人の間で行われる訳ね…。
この作品、本当に粗を探そうと思えば、いくらでも探せるし、ホントあきれる部分もたくさんあって、真剣にこれ“ユニバーサル映画100周年”って舐めてんのかな?と思うくらいです。(なのに台風のときに見てくださいって薦めてっているのも変ですが…)
作品のスタートから、主人公の突拍子もない行動から…。
兄であるアメリカ海軍の立派な軍人であるストーンに、誕生日を祝ってもらいつつ、いい加減にしっかりしろという説教を受けている弟のアレックスは、いい年なのだがニート…。そんな兄弟の会話の最中に、いい加減な主人公のアレックスが発見したのが、カウンターのブロンド美女。
速効で兄を無視して、アレックスはブロンド美女をナンパに…。
彼女は、「ブリトー食べたい」と店員に要求するが、“もう終わった”の一言で一蹴。
そんな彼女をナンパするために、アレックスのとった行動は、閉店後のコンビニを破壊してのブリトーの購入。
料金はきちんと置いているけど、しっかり防犯カメラにその間抜けな行動の一部始終が撮影され、急行したパトーカーに追われて見事に逮捕。
しかし、ちゃっかり、彼女には、ブリトーを渡すところがすごい!
しかし、今まで結構な作品を見てきたが、のっけからこんなに破天荒というか、とんでもない行動をする奴は初めて…。
それからしばらくすると、宇宙から未確認飛行物体が地球に飛んでくるんだけど、なぜその未確認飛行物体やエイリアンが地球にやってきたのは、最後まで明かされないまま…。
っていうか、エイリアンと交流したくて五倍もの強力な電波を送ったんだろうが!
おまけに、よく考えると、先に攻撃したのは地球軍の方で、エイリアン側は攻撃されたことに反応し、攻撃し返してきただけじゃないか?
むしろ攻戦的なのは、地球人の方で、エイリアン側が無理やり壮大なバトルに巻き込まれたって感じ…。
おまけに、エイリアンが攻撃を開始した途端に、その未確認物体の正体について、「中国だろ」、「北朝鮮だ、絶対」という始末…。
中国や北朝鮮は、この作品のこのコメントみて怒らないのだろうか…。
当然ながら、“ともだち作戦”ばりのアメリカ、日本共同作戦でエイリアンへの攻撃が進み、最後はハッピーエンドで、エイリアンを倒して話は終わり、最初にナンパされたブロンド美女の厳格な父と主人公のアレックスが打ち溶け合って、ちゃん♪♪ちゃん♪♪って感じなんだけど、冷静に考えれば、あんだけの高度な技術と能力を誇るエイリアン軍団が、引退した駆逐艦なんかの砲撃でやられてしまう訳がない。
まあ、そこらへんが、アメリカ映画のアメリカ映画たるゆえんらしくって、おもろいといえば面白いが…。
今回は、壮大なロケーションとSFX技術に対し敬意を表し、「総合評価 ★★★ 60点」というところで…。
(あらすじ)
ハワイ沖。アメリカをはじめとする世界各国の自衛艦が集結して大規模な軍事演習が行われるなか、沖合に正体不明の巨大な物体が出現する。
それは、地球からの友好的な呼びかけに応じて飛来したエイリアンの母船だった。
しかし、呼びかけを行った科学者たちの意図とは裏腹に、エイリアンは次々と未知の武器を繰り出し、激しい攻撃を仕掛けてくる。
その戦いの最前線に立たされたのは、演習に参加していた米海軍の新人将校アレックス・ホッパー(テイラー・キッチュ)と、彼がライバル心を燃やす自衛艦の指揮官ナガタ(浅野忠信)だった。
弱点も戦略も読めないエイリアンに対し、知力と体力の限りを尽くして立ち向かう海の精鋭たち。
果たしてエイリアンの攻撃の目的は何なのか。
アレックスとナガタはそれを阻止することができるのか。
そして、彼らは地球を壊滅の危機から救うことができるのだろうか……。
絶対に見たくなりますよね、映画好きなら誰しも…。
そうそう、今まで何度もそういう触れ込みでだまされ続けてきた私ですが、どうしても、“もしかしたら…”という淡い期待がこみ上げてしまうのです。
基本的には、“どうせあたらない”と高を括っているものの、裏腹に“もしかしたら…”と思いつつ購入する宝くじと一緒ですね。
そうそう、この作品、『マイティ・ソー』でハリウッドに進出した浅野忠信が主役級の役どころで出演していることでも、かなりアピールされているし、話題を呼んでいますね。
先に言っておきますが、ただいま沖縄地方は台風。
この記事を書きながら、三度ほど、停電しかけています。
停電するか、記事の投稿がさきか…。
この作品のバトルよりも、こっちの方のバトルが面白いかも!
さて、台風の時の時間をつぶすために、何も考えずに見れる作品が重宝します。
これは、それに打って付けの作品かもしれません。
「バトルシップ」(原題:BATTLESHIP)
監督・製作:ピーター・バーグ
出演:テイラー・キッチュ、アレクサンダー・スカルスガルド、リアーナ、ブルックリン・デッカー、浅野忠信、リーアム・ニーソン、ジェシー・プレモンス、グレリー・D・ガドソン、ハミッシュ・リンクレイター、他
映画が始まるや否や、説明の中で“地球外生命体を探すために、今までよりも5倍強い電波を発信するビーコンプロジェクト”の開始についての説明の後、次のような字幕…。
「例えば地球外生命体がコロンブスで、俺たちが先住民だったら?」
なんてわかりやすい作品(笑)
要するに、人類の長い歴史の中で起こったことが、いま、宇宙人と地球人の間で行われる訳ね…。
この作品、本当に粗を探そうと思えば、いくらでも探せるし、ホントあきれる部分もたくさんあって、真剣にこれ“ユニバーサル映画100周年”って舐めてんのかな?と思うくらいです。(なのに台風のときに見てくださいって薦めてっているのも変ですが…)
作品のスタートから、主人公の突拍子もない行動から…。
兄であるアメリカ海軍の立派な軍人であるストーンに、誕生日を祝ってもらいつつ、いい加減にしっかりしろという説教を受けている弟のアレックスは、いい年なのだがニート…。そんな兄弟の会話の最中に、いい加減な主人公のアレックスが発見したのが、カウンターのブロンド美女。
速効で兄を無視して、アレックスはブロンド美女をナンパに…。
彼女は、「ブリトー食べたい」と店員に要求するが、“もう終わった”の一言で一蹴。
そんな彼女をナンパするために、アレックスのとった行動は、閉店後のコンビニを破壊してのブリトーの購入。
料金はきちんと置いているけど、しっかり防犯カメラにその間抜けな行動の一部始終が撮影され、急行したパトーカーに追われて見事に逮捕。
しかし、ちゃっかり、彼女には、ブリトーを渡すところがすごい!
しかし、今まで結構な作品を見てきたが、のっけからこんなに破天荒というか、とんでもない行動をする奴は初めて…。
それからしばらくすると、宇宙から未確認飛行物体が地球に飛んでくるんだけど、なぜその未確認飛行物体やエイリアンが地球にやってきたのは、最後まで明かされないまま…。
っていうか、エイリアンと交流したくて五倍もの強力な電波を送ったんだろうが!
おまけに、よく考えると、先に攻撃したのは地球軍の方で、エイリアン側は攻撃されたことに反応し、攻撃し返してきただけじゃないか?
むしろ攻戦的なのは、地球人の方で、エイリアン側が無理やり壮大なバトルに巻き込まれたって感じ…。
おまけに、エイリアンが攻撃を開始した途端に、その未確認物体の正体について、「中国だろ」、「北朝鮮だ、絶対」という始末…。
中国や北朝鮮は、この作品のこのコメントみて怒らないのだろうか…。
当然ながら、“ともだち作戦”ばりのアメリカ、日本共同作戦でエイリアンへの攻撃が進み、最後はハッピーエンドで、エイリアンを倒して話は終わり、最初にナンパされたブロンド美女の厳格な父と主人公のアレックスが打ち溶け合って、ちゃん♪♪ちゃん♪♪って感じなんだけど、冷静に考えれば、あんだけの高度な技術と能力を誇るエイリアン軍団が、引退した駆逐艦なんかの砲撃でやられてしまう訳がない。
まあ、そこらへんが、アメリカ映画のアメリカ映画たるゆえんらしくって、おもろいといえば面白いが…。
今回は、壮大なロケーションとSFX技術に対し敬意を表し、「総合評価 ★★★ 60点」というところで…。
(あらすじ)
ハワイ沖。アメリカをはじめとする世界各国の自衛艦が集結して大規模な軍事演習が行われるなか、沖合に正体不明の巨大な物体が出現する。
それは、地球からの友好的な呼びかけに応じて飛来したエイリアンの母船だった。
しかし、呼びかけを行った科学者たちの意図とは裏腹に、エイリアンは次々と未知の武器を繰り出し、激しい攻撃を仕掛けてくる。
その戦いの最前線に立たされたのは、演習に参加していた米海軍の新人将校アレックス・ホッパー(テイラー・キッチュ)と、彼がライバル心を燃やす自衛艦の指揮官ナガタ(浅野忠信)だった。
弱点も戦略も読めないエイリアンに対し、知力と体力の限りを尽くして立ち向かう海の精鋭たち。
果たしてエイリアンの攻撃の目的は何なのか。
アレックスとナガタはそれを阻止することができるのか。
そして、彼らは地球を壊滅の危機から救うことができるのだろうか……。
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Posted by no-bu at 08:52│Comments(0)
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