トップリーグ 第三節 九州電力とトヨタ自動車

2012年09月19日


出勤停止(ウイルス性結膜炎)のため自宅待機で時間をかなり持て余す。
そのなか、トップリーグ 第三節 九州電力とトヨタ自動車の試合を観戦。

九州電力は、サントリーとの惜しい試合の後。
トライ数は、サントリーを上回っていたし、敵陣に入ってからのスピードある攻撃は見応えがある。

一方のトヨタは、NECに追い上げられ、あわやという試合のあとで、昨年下位で低迷し今季こそは上位に食い込んでいくには、絶対に落とせないゲーム。

前半からトヨタは、SOスティーブン・ブレッドの効果的な敵陣深く入り込むキックが効果的で、敵陣での攻撃が続く。
ここで、ブレットがフラットで上がってくる九州電力のディフェンスをうまく見て、裏へのキックを自分で直接とってトライすると、その後もこぼれたボールをとってそのままトライし、トヨタが12点をリードしたところの雰囲気では、このままトヨタペースで試合が進んでいくかと思われた。

しかし、後半、九州電力のいぶし銀、37歳、15年目のベテラン、Mr.チャージの吉上がチャージからトライ。
これには、キックをチャージされたスティーブン・ブレッドもあっけに取られていた。
サントリー戦でも吉上は、一試合で複数回のチャージをしていた。
解説の藤嶋大さんも前回の試合から言っていたが、吉上によるとテイクン・バックのルールが適用されてからチャージに今まで以上いきやすくなってるとか…。
キッカーは直接タッチをきることができないので、それを読んでチャージに入っていく角度を決めているらしい。
目に見えないがもの凄い駆け引きである。

さらには、九州電力のFWマーシュ・ルアマヌの突破力は驚異。びっくり!
敵陣に入ってから彼を軸に攻撃を組み立てていけるのは、九州電力にとって得点力をあげていくという点で非常に魅力的。
モールから相手のボールを奪う場面も二度ほどあり、密集においても頼りになる存在。

結局は、終わってみると、前半最初にトヨタが楽にゲームを進めるかと思いきや、トヨタ19vs15九州電力で、トヨタ薄氷の勝利となった。

いやー、最後の最後まで九州電力は本当に惜しかった。
この試合でも見せた九州電力の地力は、今後の楽しみの一つになりそう。

第三節 その他の試合の結果は、次の通り。

リコー 19vs37 サントリー
ヤマハ 25vs19 NTTコム
東芝 64vs12 NTTドコモ
パナソニック 55vs15 サニックス


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